18券で往く、花咲く18年の春 ~その3 日光連山とプチ東武旅、行先には気をつけよう~
どうも、新年を迎えたものの心機一転する気は毛頭ない様子の既望路です。
来年から頑張る
5Gの原液腕に打ち込んで早19時間、体温は異常なしですがまるで火曜午前のような倦怠感
お酒ちゃんも摂取できないので今回は前書きだけで終わるかもしれない
まあ、ぼちぼち行きましょう
前回は上越市を発ち、鉄むすスタンプを集めながら信州をウロウロ
新幹線で高崎までワープした後は、高崎線で一気に東京へ
今回はその続きになります。
では、どうぞ
2018年3月4日
AM7:00 東京
おはよう巣鴨
謎のアス比で185
やって来たのは新橋
インタビューでおなじみのC11-292
異世界転生感しかない
余談ですが、381両作られたC11のうち、247号機以降は戦時仕様で、除煙板が木だったり、砂箱と蒸気ドーム(屋根上についてるボコ2つ)が角型になってたりと色んな所が簡略されてます
戦後ちゃんとしたものに取り替えられた車両もいますが、新橋のこいつはそのまんま(除煙板は流石に更新していますが)
同じ形式でもこうやって時代に寄って違いがあるってのは面白いものですね
(え?313?一緒やろ)
で、新宿に降りた理由はもちろんC11ではなく…
鉄道むすめのスタンpああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!!!!!
と、盛大にやからしましたが、こちらはコラボで参加となった東京メトロの駅乃みちか
元々はゆるきゃら感寄りのキャラクターでしたが、参加にあたり他の娘と同じような描き下ろしイラストが登場しました
まあ、何フェミかは忘れましたが、いつものあれで描き下ろしの方は公式サイトに掲載されるぐらいでしか使用されませんでしたが、はい
せっかくなので乗車
最新の車両でありながら、その相貌は伝統をしっかり引き継ぐ… 良いですねぇ
東京の地下鉄は「名前だけは知ってる」のオンパレード
シースー屋さんがある場所ですよね
御堂筋丸の内線に乗り換えて東京へ
東京に到着し入ったのは、新幹線ホーム
そう、週末パスはまだ生きているっ…!
乗車するのはこいつ、みんな大好きE3こまち色
種別はなすのですが、こころはもう秋田
何気にずっと乗りたかった新幹線のひとつでした
右上の写真見て悶える限界オタク
気分はこまち秋田行き pic.twitter.com/QIlpXhswHi
— 既望路 (@after_full_moon) 2018年3月3日
川を渡って北へ北へ
多分荒川
北海道遠征以来の東北新幹線
今回も左側席ですが、果たして山は見えるかーー
なーーんかうっすら見えますね
日光連山…でしょうかね
AM 9:20 宇都宮
あっというまに宇都宮に着き、降車
さらばE3
スタシナ健太くんがお出向え(
なんか眠たげな顔ですね
ボコボコした山
下野大沢のあたり
日光連山がきれいに見えてきました
今市ですれ違い
こっちは湘南メルヘン
AM10:20 日光
終点の日光に到着
観光地らしく、洒落た駅名標がお出迎え
車体にも三猿
三猿といえば日光東照宮の木彫が有名ですが、そのルーツは古代エジプトに遡る… と言われていますが、実際どうなのかはよくわからず
ただ、世界中で三猿をモチーフにした標語や置物はあるっぽいので、意外とグローバルな猿なのかもしれません
海外はともかく、国内でのルーツとしては、孔子の「非礼勿視 非礼勿聴 非礼勿言 非礼勿動」*1に由来する説や、庚申信仰*2、日吉大社・日枝神社の山王信仰との繋がり*3の他、山王信仰の習合形である山王権現*4など、更には猿繋がりで猿田彦神…などなど掘れば掘るほどカオス、そして全然本筋が見えてこない
とりあえず、室町期には庚申の日のお祭りに青面金剛と三猿を描いた石碑を掘っていたということは確かなのでしょう
そして日光東照宮に猿が掘られたのは、猿が厩を守る神として… と、これ以上風呂敷を広げるのはやめましょう、はい
また、東照宮にお参りにでもしたときに改めて
日光駅駅舎
超おしゃれ
最近キレイに改装されましたが、面影は大正元年に建てられた二代目駅舎そのまんま
二階の元一等車利用者用待合室も開放されていました
もう気分はお金持ち、よぉし今日は牛丼に玉子も載せちゃうぞ☆
絢爛豪華なシャンデリア
たまーにShangri-Laと間違えそうになります
え、ならないですか、そうですか
駅を出ると大きな雪山がお出迎え
気持ちがいいです
うん、とてもよい
せっかくなのでぶらぶら観光~
と今ならしていたことでしょうが、当時はそんな時間は設けなかった模様
初東武
なんか桁数多いのが会津鉄道持ちの車両だそうで
車内幕??
国鉄の匂い…
謎の多い車両で
下今市で降車
ところどころノスタルジックな駅
煮玉子みたいな色ゴージャスな塗装のスペーシア
長門市駅からやってきた転車台
この下今市にはこのSLプロジェクトに関するいろいろな資料が展示されていて、それ見て回ってたらあっという間に時間が経ちました
DL大樹~雛祭り仕様~
沿線で撮れそうなところとかも調べましたが、結局駅でのんびりに落ち着く
機関車はJR東からやって来たそうで
なんかのきゃくしゃ
ママから客車の沼は危ないって教えられているので全然知らないです(
JR四国からやってきたオハフ15かスハフ14辺りなのでしょうきっと…
SL乗りてぇなと思いながら乗るのはこちらのAIZUマウントエクスプレス
大樹が指定席料金760円なのに対してこっちは指定料金不要なのを武器に、東武にマウントとってる車両(とってない
オタクチョロい
拙者列車が川を渡るときに、それまで塞がっていた車窓が一気に広がって遠くに山々が広がるその一瞬がとっても好き侍
PM0:45 鬼怒川温泉
やってきたのは鬼怒川温泉駅
目的は勿論、鉄むすスタンプ
鬼怒川みやびちゃんは1/7フィギュア*5も発売される人気キャラ
背景は、鬼怒川サイダーとはちやのろっくバウム、鬼怒川とゆるきゃらのKINUちゃんKAWAちゃん、こだまのミルフィーユかつサンド?ってところでしょうか…?
そんな鬼怒川みやびちゃんがいる東武鉄道ですが、ここがすごいのは鉄むすが他にもいること
みやびちゃんと、左はお客様センターの姫宮ななちゃん
元はお客様センターのイメージキャラとして登場し、鉄道むすめの制服コレクションvol.7でゲスト参加
以後、鉄道むすめの一員になったという経緯を持つ珍しいこ
まだいるよ!東武鉄道むすめ
右は栗橋みなみちゃん、左が栗橋あかなちゃん
みなみちゃんのほうは北千住駅の駅員、あかなちゃんは東武商事所属のスペーシア車内アテンダント
詳細は後日
4人も鉄道むすめがいるなんてすごい会社…
まだいるよ!!!(敬称略)
左から順に
壬生えみこ:おもちゃのくに活性化キャラ(ゲスト参加)
栗橋あかな
鬼怒川みやび
栗橋みなみ
川越あさか:東上線車掌
渡良きぬ:東武トップツアーズ所属のステーションコンシェルジュ
さすが東武鉄道…規模が違う
てか、自社の鉄道むすめだけでスタンプラリー組めるの強すぎる
\ #鉄道むすめ 新キャラクター/
— トミーテック広報:立石あやめ/鉄道むすめ (@tateishi_ayame) 2019年2月27日
【大桑じゅり】
東武鉄道のSL機関士さん。
持ち前の明るさとガッツを武器に、東武鉄道初の女性機関士として奮闘中。沿線の花畑や駅に出向いては乗客に手を振ってお迎えしています。https://t.co/dHBt5LP56l#東武鉄道 pic.twitter.com/r2VoJG9NF4
ま た 増 え た
また鉄むすめぐりしに東武行きたいなぁと思いながら、グッズだけ買って列車へ
帰りはそう、特急スペーシアです!
ロゴのスカイツリーがおしゃれ
決して行程カツカツすぎてこれしか乗る列車いなかったとかそんなことナイデスヨ
お弁当を仕入れに車内の車販コーナへ
激しく同意
購入したのは「栃木牛めし弁当 ~温玉入り~」
無事にお弁当が手に入ったところでいただきます
味付けされた牛肉と甘みの効いたシャクシャク玉ねぎに、半熟卵をとんろりと絡めてご飯と一緒に頬張れば、口の中がじんわり幸せに
— 既望路 (@after_full_moon) 2018年3月4日
パプリカの苦味が丁度いいアクセントになりこれまた美味い
適度に漬物にも寄り道していれば、いつのまにか完食
おいしゅうございました
一緒に買ったデザート
こうやって車内のカウンターで飯買って、流れる車窓を眺めながらそれを食うことができるのも、あとはどこやら…
きりふき
PM2:00 栃木
ななちゃん本職
ここからは両毛線で1.5時間の旅…
ですが、両毛線が立ち客そこそこの混雑度だったうえに座席もロングシートということもあり、ひたすら床だけ眺めてた1.5時間でした(
ここはちゃんと乗り直したい…
PM3:40 高崎
終点の高崎に到着
再びグンマー入りです
ここからは八高線に乗り、だらだらと南下
寄居駅に到着
列車もすっかり西日の中
東武東上線もこんにちは
ここまで範囲広いとどこ走っているのか全然把握できない
駅にも桜沢みなのちゃんのパネルや広告がおでむかえ
流石埼玉
ここからは秩父鉄道に乗って三峰口方面へ
熊本電鉄と同じ、都営6000だそうで
お ま え だ
「噂のおまえだ駅、ここにあったのか…」と何気なしに地図アプリを開く
そして気づく、重大な過ち
逆方向向かってんじゃねえかっ!!!ww pic.twitter.com/M1vYRHL4xD
— 既望路 (@after_full_moon) 2018年3月4日
そう、思っきし逆走してました
両方面に行く列車がほぼ同じ時間だったことに気が付かず、なんの疑いも無しに乗ってました(
あわてて永田駅で下車しUターン
やって来た反対方面の列車で今度こそ三峰口方面へ
流石に初めて貰った誤乗印
PM5:40 長瀞
予定より40分遅れて長瀞に到着
幸いにも栃木の7分乗り換えが失敗しても何とかなるように組んでたので、荒川散策が無くなったぐらいで済みました
さっきフライングでパネルが出てきましたが、目的は勿論鉄道むすめ
秩父鉄道駅務係の桜沢みなのちゃんです
後ろの背景はパレオくんパレナちゃんと、花びらが舞ってる曲がりくねった道が羊山公園とすれば、その後ろにあるのは武甲山でしょうか
みたらし団子みたいなのは、ご当地グルメのみそポテト?
せっかくご当地要素の詰まったデザインなんだから、ちょっとはその辺も堪能しなさいよって話なんですけれどね
駅舎は結構レトロな感じ
暮れなずむ宝登山参道
みなのちゃんのポスターいっぱい
よい
なにか来たと思ったら貨物列車
夜間はコンデジにとって大敵
私鉄が貨物輸送ってなんかアツいですよね
石灰石ですかね
この辺は太平洋セメントの島だとか
さて、戻りましょう
大丈夫、今度は寄居に行くやつ
寄居から八高線を更に南下
高麗川からは無限に薄い本積んでそうな顔した209…209だよなお前?? で八王子へ
まあ、最初で最後だったのでしょうねぇこれも
トイレまであと少し pic.twitter.com/YkZvFPCToW
— 既望路 (@after_full_moon) 2018年3月4日
拝島辺りで急にやってきた尿意と戦いながら八王子へ
PM8:40 八王子
お夕飯は八王子ラーメン
〜八王子ラーメン〜
フワッと漂うタマネギの香り、琥珀色の海にレンゲを沈めれば、薄いベールがひったりと張り付く
奥深さを秘めたスープにツルりと登る麺、弾力のある分厚いチャーシューと、ほんのり甘いシャクシャク玉ねぎ
滞ることなく完食、ごちそうさまでした
そんなお味
玉ねぎが良いのよほんと…
ラーメン食べた後は、八王子から高尾に移動
そう、何気に中央本線の新宿~高尾はまだ乗ったことがなかったんですよね
初中央線攻めのときは京王経由でした
そっからビュンと折り返して、新宿から山手線
いやぁ帰ってきた帰ってきた
二日間ゴリゴリに乗り回した週末パス旅もおしまい
(そしてこんにちは我らが青春18きっぷ)
元々は中央線同様前回乗れなかった北野~京王八王子にも乗る予定でしたが、それはまた今度
(その今度がつい先週だったんですよね)
そしてこれが今回のルート
東京→宇都宮→グンマー→八王子→東京でぐるっと一周
秩父鉄道もそのうちしっかり全部乗りたいんですけれどねぇ
悲しき時間&お金不足
まあ、そんなこんなで終わった3日目
そしてまだ2日あるよ、18年春遠征
今回本編がアホみたいに長くなったので締めはサクッと
(鬼怒川辺りまでは副作用下で書いてたのに、そっちのほうが筆乗ってたってどういうことよ)
鉄むすスタンプラリーもいよいよ終盤
2日で残り5箇所をどう回る、夜行バス出発日当日に組んだ旅程はどこまで機能するのか
4日目もご覧いただけば幸いです
では、以上
*1:礼(社会的ルールや道徳)に非ず(反する)ものを視ない、聴かない、言わない、動(行)わない
*2:人間の中には三尸という虫(字面から3匹いると解釈されてる)がいて、この虫が60日に一度やってくる庚申の日の夜に体から抜け出し、閻魔にその人が行った罪状を報告してその人の寿命を縮める。なので庚申の日は三尸が体から出ないように徹夜でフィーバーしようぜ☆的な信仰。また、この虫を抑えてくれるのが青面金剛という仏教の神で、その使いが猿とされていた。
*3:大山咋神と大物主神を祭神として、猿を使いとする。なぜ猿なのかは不明