既望月を旅路の友として

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はじめに

はじめまして、そうでない方はこんにちは。

 

当ブログは、過去の旅行記を綴りながら、様々な余談を繰り広げている記事となっております。

 

そのため、記事内容に大幅な遅れが生じております。

(詳細は、サイドバーをご覧下さい)

 

 

余談の内容は、鉄道ネタを始め、歴史ネタや史跡について、時には観光地・景勝地についてなど、多岐にわたっております。

中身についてはほぼほぼ、Wikipedia等で調べたことをまとめただけの、備忘録になっております。

内容の正当性については保証しかねますので、予めご了承ください。

 

 

 それでもよろしければ、上記のバナー(?)よりどうぞ

 

 

 

北の大地へ遥々、晩夏の18遠征 ~儚き鉄路の消えゆく車窓~

どうも、最近生活に新たな彩り求め、麻雀のアプリを入れた既望路です。

とはいえ役が全然覚えられないので断么九一択です

 

九種九牌でもめげずに断么九にゃ!

というわけで今日も更新と参ります

 

 

hesitant-moon.hatenablog.com

 

前回は函館の街を散策した後、特急ニセコに乗り込んで、小樽でぶらっと散策して、すすきので優勝*1した話でした

 

今回は遠征三日目のお話です

では、どうぞ

 

 とある北国の学園都

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朝からたくさんの列車がお出迎えの札幌駅

ずっとここにいても楽しい気がしますが、北海道の鈍行旅にそんな余裕はない(早起きしろ

 

 

というわけで、本日一発目の列車です

行き先はもうご察し

 

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学研都市線と一文字違いですが、車窓はエラい違い

(JR三山木辺りを10倍にしてJR三十山木にしたらこんな風景広がってそう)

 

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石狩当別

オタクと学生をデッキにまでぎっしり載せた単行キハにお乗り換え

 

北海道医療大学前で学生がどっさり降車し、あとはオタクのみに

 

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貨物の後ろにくっついてそうな駅舎

降りて中に入ってみたい気もしますが、常にはだかる本数

(やっぱレンタカーだったんじゃないですかねぇ)

 

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田んぼか穀物畑の中を突っ切るキハ

広大な大地の中をガロンガロンと走る姿が実に北海道

 

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石狩月形で対向列車待ちのため、22分停車

せっかくなので、付近をぶらぶら

 

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貴重な駅舎

札沼線開業当時からの交換駅で、数少ない有人駅

 

打ちっぱなしのコンクリ床に、ベンチとストーブがぽつんと置かれた侘びしく趣のある駅でした

 

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浦臼からやってきた列車と行き違い

萌黄色の扉が眩しい、札沼線用の400番台*2が並びました

2両だけしかいない番台ですが、彼らはいまどこでなにをしているやら…

 

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月形以北へ向かう手形であるタブレットを受け取り、石狩月形を出発

 

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ほんとのどか

 

 

2016年にJR北より発表されたお気持ち表明で、いくつかの路線は引導を渡されることに

 

そろそろ真面目に北海道に行かねばと思い、決行に移せたのがこの夏

札沼線もおそらく最初で最後になるんだろうな、と思いながら流れる車窓を眺めていました

 

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結局この区間に乗ったのは、これが最初で最後

列車に揺られながらここの景色を見ることももう無いんですよねぇ…

 

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札幌発から約2時間半、終点の新十津川に到着

本州より早い開花を迎えたコスモスがお出迎え

 

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揺れるコスモスと萌黄色の扉

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そして新十津川駅の始発列車兼最終列車がゆっくりとホームを発車

 

 二度目の終電見送り芸ですかね(

 

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地元の子(?)に出迎えられ、駅舎に入るとたくさんの写真とポスター

場所こそは寒い大地ですが、なんだか温かい

 

 

さてさて、終電いっちゃいましたがどうしましょう

 

答えは一つ*3

 自分の足で歩けシンデレラ

 

向かう先はもちろん、滝川駅

誰だ札幌まで歩いて帰れって言った奴

 

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今更感もありますが、札沼線函館本線石狩川跨いで東をずっと通っているのは有名な話

 

函館本線が早期に開通したのに対し、石狩川の東側はずっと渡船ぐらいしか川を越える方法がない状態

当然、渡船がアボンになれば陸の孤島状態

 

ということで、いろいろな運動の末にできたのが、この札沼線

元は札幌から留萌本線石狩沼田までを結んでおり、路線名も両駅の頭文字に由来

 

戦時中は「すぐ隣に函館本線通ってるからそっち使え」ということで休止することもありましたが、戦後に10年ほどかけ全線復活

ですが、新十津川以北は復活後も利用が振るわず、結局1972年に廃止

 

そして今回、JR北海道のお気持ち表明により2020年4月をもって、北海道医療大学前以北が廃止となりました

 

現在は、学園都市線の愛称の通り、札幌圏の学園アクセス(とニュータウン)に特化した路線として、今日まで至ります

 

 

もはや札沼線ではなく札医大線になっていますが、片町駅なき今も片町線を名乗るとある畿内の学研都市もいるのできっと大丈夫

 

 

札沼線は愛称のこともありずっと前から馴染みのある路線だったので、廃止前に何としても乗っておきたかったんですよね…

(Wikipedia片町線調べたら、上部にしれっと出てきますからねぇ)

 

 

閑話休題

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石狩川

日本三大河川のひとつ

 

ここを越えれば新十津川町から、滝川市

 

新十津川町の名前の由来は名の通り、新しい十津川

1889年に奈良の十津川で大規模水害が発生し、被災者の大半がこの辺りに移住したのが新十津川の始まり

(というのを新十津川駅のパネルで初めて知ったんですよね)

 

今でも町章が新十津川村と同じ菱十字*4の他、2011年の十津川村被災の際には、新十津川町義援金等で復興に支援と、両町村の繋がりが今でも見えます

 

 

そんな新十津川町に次来るのは一体いつの日か

そんなことに思い老けながら滝川へ

 

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かつてはあらかじめ地図を刷って移動に臨んでいましたが、今はもう違う

文明の利器、スマホGPSを使えば現在位置はおろか、目的地までのルートも一発算出

 

たとえ4km離れていようとも、到着予想時刻まで推測可能!

すごいぞスマホ!無敵だスマホ

 

 

 

 ところがどっこい、そう上手く行くわけがない

見事に地図に騙され、関係者用通路へご案内

 

正規の入り口は線路を迂回した向こう側

距離にして1.2km――

 

死ぬ気で走ればギリギリでなんとか――

無理でしたはい

 

北海道で一番やっちゃいけないであろう列車乗り遅れ

 

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北海道の車両をゆっくり見れる機会ということにでもしておき、作戦会議をしながら適当に時間を潰します

 

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スーパーカムイ

メタリックな風貌

神威、抜錨いたします

 

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こっちの緑がライラック

区間でありながら別々の愛称がつけられた例、他になにがありますかねぇ

 

 スマホ導入により、現地で旅程が組み直せるようになったのは中々強い

しかし、こんな形で早速予定変更する機会が来るとは…

 

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滝川事件*5から1時間、やっと来た普通列車に乗り込み北へ

一時間で来てよかった

 

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デッキが中間にも付いてるあたり、さすが北海道

これがついているだけで優等列車感が出ている気がするのは暖地民だからか

 

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予定変更でたどり着いた先は旭川駅

元々ここまで来る予定は最終日までなかったのですが、せっかくなので函館本線だけでも乗り通し

 

この無機質で開放感あふれる駅舎、なんか好き

 

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でっかい駅

さすが北海道の玄武*6立派な構えです

 

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雪対策…?

 

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富良野線へ向かうラベンダー色の列車

このライトグレーの下地好き

 

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こんな愛称あったんですね…()

 

国鉄末期に旭川を中心に走る列車に愛称が付けられ、行き先ごとに計10種あったとか

(富良野線富良野行きがラベンダー、美瑛行きがしろがね)

 

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時間の都合上、ラーメンも食わず折返し

こんな駅舎で大丈夫か

 

 次旭川行ったらちゃんとラーメン食べます

(夏なら関西からでも直で飛べるんですよねぇ… 金さえ積めば)

 

 黄金の海越えて

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 予定より3時間遅れて深川駅

 

ここから留萌本線

 

 ではなく、路線バスに乗車

 

これであっているのかという不安や慣れない乗降方式で、見事整理券を取り忘れ

 

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よくわからん名前のバス停ばかりが流れていく中、運賃表をヒヤヒヤしながら見守る

 

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そして到着、留萌

幸い、運賃は乗車した場所を言えばすんなり済みました

 

 一ミリも乗れませんでしたが、せっかくなのでパスだけでも

 

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留萌ということで恒例行事+α

 

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もう少し早ければ、この先にも行けたんでしょうねぇ…

まあ、そのうち丸々無くなりそうなので、ここまで乗れるだけでも

 

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というわけで、いざ留萌本線

 

 予定もなんとか修正

 

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ぽつんと置かれたヨ駅舎

関スーもアンスリーも無さそうです

 

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限界っぷりが見える板張り駅舎

 

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北海道の車窓はすっかり秋色

 

 旅情を感じたい方への動画verもどうぞ

 

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PSYCHO-PASSの最終回で出てきそうな夕暮れの穀倉地帯

非常に雄大で荘厳な車窓でした

 

なんでしょうね… このとてつもないスケールの大きさ

これが北海道か

 

もう一回ぐらい乗っておきたい…

間に合うかな…

どうだろ…

 

 

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本線にしてはあっという間な、1時間の乗車

かつては増毛方面や、羽幌・幌延方面にも伸びていたんですよねぇ… 嗚呼無常

 

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岩見沢行きの列車に乗り込み、岩見沢でお乗り換え

ホームにはソリを牽いた馬

近くにばんえい競走(馬にソリを牽かせて、その力強さと速度を競う競馬。現在は十勝のみでの開催)の競馬場があった名残だそうで

 

 フライング札幌

 

 

そんなこんなで無事札幌に帰還

 

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十勝に本店を構える豚丼のお店

海鮮もいいですが、肉も捨てがたい北海道

炭の香りが食欲を唆る唆る

 

 デザートはセコマ

 

 

 

そんなこんなでこの日の行程は終わり

消えかけの路線2本に乗るべくウロウロしていた一日でした

 

 

明日は遠征最終日

果たして、ジンギスカンとビールで大団円フィナーレを迎えることは出来るのか――

乞うご期待

 

 

空いた時間にチマチマ書いていましたが、そのせいかいつも以上にまとまりのない記事になりましたね

まあ、検索履歴はもっと凄惨なことになっていますが

(赤字83線、集治監、秩父事件金玉均、中井庄五郎、大和田荘七、軍馬の歴史、西竹一、硫黄島の戦い、ゴディエ・ジュヌー 1135R、203高地…)

 

こんな寄り道ばっかしているから、いつまで経っても追いつけずなんでしょうけれどね

 

 

まあ、次回はきっと、できれば、多分、サクッとまとめて終わりたいですよね、一応、ええ

そこんとこは、未来の自分に託すとしましょう

 

今回も長々とお付き合い頂きありがとうございました

一体誰がこんな酷い苦行に陥れたのか…(

 

では、以上

 


 

 

*1:ピュアな意味で

*2:札沼線のキハ53置き換え用として登場した、札沼線用大出力キハ40

*3:厳密には3つぐらいありますが

*4:十津川の住民は古くから、神武東征を導いた八咫烏を祖先を仰ぎ、皇族に従事。壬申の乱(672)で功績を挙げて以降、1500年ほど国家から税の面で優遇を受けており、十津川の民も南北朝の戦いや、江戸期の禁中の守衛、幕末の天誅組における反旗など、日本史の数々の場面において皇家をサポート。この活躍もあり、皇家から授かったのがこの菱十字。今でも、十津川村の誇りとしてこの菱十字が村章として掲げられています。

*5:2017年9月8日に北海道滝川市で発生した、旅程崩壊事件。原因は事前のリサーチ不足、及び地図ナビの過信。京大教授は辞めていない。

*6:今作ったワード。青龍が釧路、朱雀が函館、白虎が小樽、黄龍が札幌