どうも、文化祭活動で疲労困憊の既望路です
一言で言うと雲行きが怪しいです…w
せっかく収録していただいた音声、使えることを願います…(((
というわけで、今回はやっと次の話へと進めます。
まあ、他は特にないのでちゃっちゃと本編へ入りたいと思います。
今回は珍しく、鉄道旅ではないです
そう、いよいよ愛車の登場です!w
バイク?車?
いえ、年齢的にバイクは可能ですが校則で禁止されているので、自転車です…w
今回は中学時代から乗り続けているマウンテンバイクでの旅です
中1~2辺りに買ってもらった自転車なので、そろそろ4~5年の付き合いになります
まあ、そんな慣れ親しんだ相棒で挑むのは大阪の東に位置する都道府県
奈良県です!
奈良といえばなんでしょうか?
主に神社仏閣でしょうか…?w
もしかしたら真っ先に近鉄が出る方もいらっしゃるかもしれません…w
ちなみに奈良県内には私鉄は近鉄しか走っておらず、私鉄大国の関西では中々珍しい都道府県となっています…
それほどJRが強力なのかというとそうでもなく、JRの走る都道府県内において唯一、定期急行、特急の走らない都道府県でもあったります…w
(そして珍しく県内の全線が電化で、一日数本の直通快速(207.321)以外は鋼車…w)
県内の駅の内、8割弱は近鉄の駅とJRというよりは近鉄がメインの都道府県ですね。
バスについてもほとんどが近鉄グループに属する奈良交通で後は県外から近鉄バス、三重交通(近鉄グループ)と県内のほとんどに近鉄の手が伸びています…ww
まあ、今回はそんな奈良県へと自転車で向かいたいと思います…w
動機?
きまぐれです(キリッ
9月15日(月) - 敬老の日
とくに早起きすることもなく適当な時間に起きて、出発
住宅街を抜け、大きな道路へ
この大きな道路が今回の影の主役である「国道163号線」です。
この国道163号線は大阪市の梅田新道交差点から三重県の津市までを結ぶ国道です。
Q、梅田新道交差点とはなんぞ?
A、 大阪駅の南の方にあり、通称は「ウメシン」
東京から続いた国道1号線、
福岡へ向かう国道2号線、
同じく三重県津市に向かう国道165号線の起点の交差点でもある。
要するに国道1,2号線などを始めとする様々な国道の起点になっている結構凄い交差点です。
梅田新道でどれだけ逸れるんだよ
戻ります。
まあ、梅田から津までを結ぶ国道をずっと辿っていきます。
坂を登って行くと近鉄バスの標柱が…
あまりみないデザインです。
(主流はバスが描かれている方ですかね?←画像検索で「近鉄バス 標柱」とググって下さいな)
道路沿いには綺麗なコスモスの花が咲き乱れています…
あと数カ月後には咲きそうです(
メインの163号線からは外れ、旧国道の清滝峠へ
現在はトンネルが開通し、そこを通るのが普通ですが、1km以上のある上に排気ガスが酷いと有名です…ww
友人曰く、酸素ボンベを担いで、潜水服を着ないと通れないぐらいらしいです…(※関西人流のボケです)
まあ、自分は「峠の方が燃えるじゃないか」とそんなノリで突入しました((
ただ、普段は電車通学で自転車にのるのも月に1回程度
そんな自分が峠などに突っ込めば…
当然、途中でへばるわけです…w
ふりかえると綺麗な景色が…
大阪平野を一望できます
真ん中に通っているのが「この道が、関西の流れを変える」のキャッチコピーを持つ第二京阪道路ですw
今後の記事で何度かお世話になります。(伏線)
峠を駆けていくゴミ収集車を見送りながら自転車を押して歩いていきます…
ヘアピンカーブがうにうにと続きます
このあたりが峠の頂上ですかね?
待ちに待った下り坂です
うにうにカーブはまだまだ続きます。
(南北に伸びる大阪府は東端がたくさんありますが)
※大阪府です。
関東ほど平野は広くなく、地盤も緩い大阪はビル群もほんの一部です。
大半は住宅街か、田んぼか山です。
(東大阪などは中小工場)
なんだかんだで清滝峠を超えるだけで結構な時間を要しました…w
あとで調べてみたところ、この清滝峠は初心者の登竜門とも言われている峠だったみたいですね…w
初心者以下一般人である自分には登れなくて当然だったのかもしれません…w((
ちなみに標高差は218mらしいです。
のんびりとした平地を進むこと数分…
やっと奈良県へ突入です!
目的地まではまだまだです
いわし雲が大空を泳ぐ下、国道163号線を走り抜けます。
やはり坂は簡単には絶えないです…w
ここは名古屋・北陸と大阪を結ぶ最短ルートにもなっているのでトラックがやたら多いです。
前にトラック、後ろにもトラックというクッソ危ない時もちょくちょくありました…
残暑が残る秋空の下、まだ見ぬ地を目指しペダルを漕いでいきます…
ここでちょっと国道を逸れることに
おや?
大阪市営の20系が下を走り抜けています。
みなさんお気付きの通り、この路線は第三軌条(レールから電気を得て走る)なので、パンタグラフの類はありません。
近鉄7000系か7020系のどちらか((
近鉄の形式はその道をゆくプロぐらいにしか区別がつかないでしょう…ww
調べてみたところ、7000系と7020系はワイパーの付け根の位置で区別ができるらしいです…w
(となるとこいつは7000系か…?)
運転台の上に「7103」という数字が見えたので、過去に撮った7000.7020系の写真を集めて見てみると…
なんと、とある法則が見つかりました…w
というわけでその運転席上の編成番号を考察してみます…
千の位は「7」のみ
・7000系、7020系なので必然的に7になるのでしょう
百の位は「1」か「6」
・7000系も7020系も共に6両なので1号車が「1」で6号車が「6」?
となると2号車の百の位は「2」ですかね?
十の位は「0」「1」「2」のいずれか
・一編成目が「01」、二編成目が「02」という風に増えて行き、十編成目が「10」?
・7020系にはその製造順の番号に「20」を足した数?
7020系の三編成目なら「7023」といった風に?
以上のことから…
7000系の6編成目の3号車は「7306」
7020系の4編成目の5号車は「7524」
写真の「7103」は7000系3編成目の1号車ということですかね?
試しに編成表で確かめてみましたが、矛盾はなさそうです…
ほほぅ…
これは中々…w((
近鉄の謎の編成番号も暗号辺りまで昇格しました…w(
調子に乗って5820系の編成番号を解読しようとしたが、さっぱりだったのは内緒
といっても素人独自の考察なので、正誤については…
近鉄に詳しいお方、お願いします!((
車庫を見下ろせる小高い丘で一枚
被写体が斜めを向いていると無意識に角度が曲がってしまします…orz
六段変速付きのマウンテンバイクです。
これからもお世話になります。
近くまで来たので「学研登美ケ丘」駅へ
近鉄けいはんな線は生駒山をトンネルで突き抜けているので運賃が高いです。
戦後、急激な宅地開発で混雑が激しくなった近鉄奈良線を緩和させるべく、石切(大阪の東の方で隣は奈良の生駒)~森ノ宮(大阪城の近く)の線を計画。
しかし、同時期に京阪が大和田(地図上では微妙な位置)~森ノ宮を、大阪市が中央線を本町から森ノ宮経由で放出まで延長することを発表。
京阪「うちも丁度、大和田~森ノ宮に新しいの敷こうかと」
市営「わしは本町から大和田経由で放出に」
京阪「じゃあ、相互直通にせぇへん?」
市営「ええな」
~協議の結果~
市営「市内の方はわしに任せろ」
京阪・近鉄「じゃあうちらは荒本(大阪市の東、東大阪市の中心地)まで作るわ」
市営「中央線途中まででけたで」
京阪・近鉄「おお、もうでけたんか」
近鉄「って… え…」
京阪「あんた、これって…」
市営「ん? どっからどうみても中央線やん」
近鉄「まあ、そりゃそうやけど…」
京阪「この中央線… 第三軌条やないかいっ!!」
市営「えぇ、第三軌条あかんの」
京阪「第三軌条は… ちょっちうちには無理やわ…」
~こうして京阪は大和田~森ノ宮の計画を断念~
近鉄「京阪あかんかったか…」
近鉄「いや、うちんとこだけ架線式にして第三軌条と両方走れるやつ走らそ」
市営「えっ… それはちょっと…」
近鉄「あかんか…」
市営「やな…」
~こうして近鉄も新線建設を断念~
市営「こうなったらわし一人で石切まで…(ボソッ)」
~こうして時は流れた…~
市営「うぃっす」
市営「せやけど都市外まで伸ばすんもなんか性に合わんな…」
近鉄「またせたなっ…」
市営「き、近鉄っ…」
近鉄「俺にできることなら任せろ」
市営「やったら、わしが長田(荒本の一駅西)まで敷くから、そっから生駒まで敷いてくれん?」
近鉄「任せなさい」
そしてその後…
近鉄「東大阪線を関西学術研究都市(通称:学研都市)まで延長させたいな…」
~東大阪線、学研登美ケ丘まで開通~
東大阪市民「」
実は布施~法隆寺~大和八木~大和西大寺で形成された輪っかでは大回り乗車ができます…w
青春18切符での遠征で近鉄を楽しみたいという方は試してみてはいかがでしょうか…?
かっちょいいイラストですね
延長ができる構造らしいです。
再び163号線を進み…
奈良からの京都です!
近鉄山田川駅付近でSAOのアスナさんの痛車とスレ違いました…w
そんなこともありながらただただ国道を進んでいきます。
列車が長い以外には普通の田舎駅と変わらなさそうです…w
(左の白いドームが駅舎)
列車は一時間に2本です。
ここまでくれば乗客も数えるくらいしかいません…w
(そりゃ本数減るわけだ)
24号線は、京都府の京都市(烏丸五条、東本願寺の北)から生駒山脈、金剛山地(デース)、和泉山脈を沿って和歌山に至る国道です。
その国道をずっと南下していきます。
途中、前を横切ったパン屋でこんな広告を…
可愛いゼロロクのイラストが…
もしや…
おぉぉぉぉぉぉぉっ…!!
EF66-49がそこにはドッシリと鎮座していました…
そして祝日だからか日章旗を掲げていました
この日はお店が閉まっていたので窓から見ることしかできませんでした…
どうやらここはパン屋さんでありながら機関車の静態保存を行っているらしいです…
(もちろん、本物です)
ちなみにEF66-49の第1エンド(写真は第2エンド)は嵯峨野観光鉄道ジオラマ京都JAPANの模型の運転台になっています
木津駅から国道沿いにしばらく進むとお洒落なパン屋さんが見えると思います。
興味のある方は「パン オ セーグル」でググって下さいな
(ちなみに二週間おきにHMも変えているらしいです)
お腹が空いてきますね…w
(只今夜中の0時)
そんな驚きを秘めたパン屋さんを後にして、国道を南下していきます。
目的地まではあと少しです!
緑の世界を駆け抜ける、緑の電車
青々としていますね…
途中、平城山(ならやま)駅付近でとあるものを発見…
ただの鉄板かと思いきや、どこかで見たことがあるような…
これはブルートレインの扉では・・・?w
奥には「EF5…」と書かれた何かが…
あれは絶対に機関車でしょう…ww
なかなか珍しいものに遭遇しました…w
(こんな住宅街で)
先ほどの扉をよくよく見てみると…
「走行中
閉めてく さ 」
よく扉に書かれているアレですねw
反対側には特急マークと扉…
鉄道の廃品がたくさんありますね…w
廃品のお店ですかね?
まあ、鉄道の廃品は手が出しにくいので、あまり縁のない商品です…
国道24号線を大和路線沿いに走って行き、航空自衛隊奈良基地辺りでで外れます。
(この直前、自転車の泥除けのネジが外れ、近くに落ちていた縄跳びの切れ端で修理するというアクシデントがありました…w)
何やら島のようなものと池らしきものが…
いや、これは川ですかね…?
いいえ、古墳です。
ウワナベ古墳という古墳で、大阪の大仙古墳で有名な第16代天皇仁徳天皇の皇妃である八田皇女の古墳と想定されています。
小奈辺陵墓参考地、水上池を過ぎ、薬子の変で有名な平城天皇の陵を横目に走ると…
というわけで、目的地の一つである平城京に到着しました!!
途中、寄り道をしたり、撮影したりしましたが、出発から5時間で到着です
(そして編集時間もそろそろ5時間に…)
いやぁ… 長かった…w
さて、次回は平城京の探索から開始したいと思います
今回も脱線しまくりでしたが、なんとか終わりました…w
果たして、次回はどうなることやら…
(スズメバチ降臨の予感…)
次回もお楽しみに!
では以上!