行くぜ、東北。雪解けの18遠征 ~04 荒磯舞う五能線、夜の秋田に満たされて~
どうも、今年もやってきた蝉の鳴き声に、夏の到来を感じる既望路です
このニイニイゼミもいつしかクマゼミ、アブラゼミを経てツクツクホウシに移り変わっていくんでしょうね…
あっという間に
この間まで寒くて布団に包まっていた気がします
キハ40って番台いっぱいいて厄介だなぁと思って作った表
— 既望路 (@after_full_moon) 2020年6月11日
ひとまず北海道の40を簡易版と合わせて2枚
こうして見てみると、二転三転してる番台も結構あるもんで
残存編成に関しては結構怪しいところがあるので、その辺のミスは悪しからず pic.twitter.com/37sRvhL2X7
意外とすんなりいったJR東海
— 既望路 (@after_full_moon) 2020年6月15日
2015〜2016に一気に全廃が悲しい pic.twitter.com/XKnzUcSrUa
最近は、キハ40の番台区分を全部まとめてみよう、という試みのもと、変な資料をちびちび作ってます
せっかくまとめても、最早風前の灯というのが悲しいものですね
北海道と秋田行きたい(切実)
せめて気分だけでも秋田旅行を満喫すべく、今回も引き続き東北遠征編を綴っていこうかと思います
前回は、二日目の前半
男鹿線の撮影と、奥羽本線の大張野辺りで撮影をした回になります
今回はその続き、「五能線撮影編」になります
では、どうぞ
2017年3月8日
荒磯と残雪とキハ40
到着したあきた白神
ここから歩いて撮影地を目指します
適当な場所でも結構撮れそうなのが田舎あるある
本数がいれば、ここで撮ってもいいんですけれどねぇ
場所はあきた白神駅から10分ほど北に歩いたY字路
(夏場は草木が生えて厳しい…?)
荒々しい海
こやつを入れて撮影したいのですが、コロッコロ天気が変わるのが悩みどころ…
で、到着した撮影地
場所はこの辺りですね
駅からざっと15分
で、どんな写真が撮れたかって?
さっきの写真に映っていますよ
来るとき乗ってきたキハ40が
あきた白神を出て隣の岩館で折り返すので、吟味している時間が全然無かったんですよねぇ…()
手前の波はいい感じに荒れていますが、そもそも悪天候時にコンデジで撮るような場所では(
(せめて側面に陽の当たる、昼過ぎ以降)
まあ、これもキハのいる風景的な感じで
それに…
必殺・画像編集もありますからねっ!!!!!!
そして、撮れたらすかさず線路沿いまで猛ダッシュ
でも、ギリギリ間に合わなかった図
(瞬間のショットには弱いコンデジくん)
引いてもう一枚
(連写にも弱いコンデジくん)
なんとも微妙な結果ですが、通過際に「ポッ」とサービス汽笛が鳴ったのでよかったとしましょう(
(やっぱ一眼欲しいなと思った)
気を取り直して、次なる撮影地へ向かうべく移動
なにやら年季の入っていそうなレンガ造りの建物
澪標に似てそうで似てないマークも入っていますがなんでしょうね、これ
【#向かい風 #激しい #進めない】
写真じゃ全然分かりませんが、とにかく風が強い
結構踏ん張って歩いて進まないといけないぐらい
港町の小さな集落、って感じですね
ここも撮れそう(なお本数
場所は神明社というシンプルな名前の神社を抜けた先
飛鳥時代の将軍、阿倍比羅夫が蝦夷討伐の際に願掛けした神社だとか
そして到着、岩館~あきた白神の有名スポット、「第二小入川橋梁」
バッテリーも変えて「よっしゃこい」と意気込んで臨みましたが、直前で曇りましたね、はい
フォトショ有能
天気は曇天、橋脚は工事中と中々恵まれないコンディションでしたが、まあこれも一興ということで
歩道から安全に撮影できるばかりか、すぐ隣には謎の小綺麗な駐車場まで
車で来いってことですかね
さて、2本撮っただけですが、次の列車を逃すと5時間来ないので帰ります
(やっぱ車ですね)
若干成田エクスプレスみたいな、見慣れない鳥
シノリガモかなぁ?とサントリーの鳥百科を漁りますが、真相はいざ知れず
(シノリガモなら、冬の間だけ北海道や東北にやって来る渡り鳥なので、中々貴重な出会いなわけですが)
シンボリックな岩
「立岩伝説」という伝説があるそうで
昔、笛の上手な若者がいて笛吹きに夢中になっていました。若者は自分に思いを寄せている乙女がいることに気づきませんでした。乙女は悲しみ海に身を投じてしまいました。
それに気づいた若者は、あの世に旅立った乙女を思い毎日笛を吹き続けているうちに、とうとう立岩になってしまった。
~解説パネルより~
空っぽの鍋かき回しているよりずっとたちが悪いですね(
【#風の音 #波の音 #ただそれだけ】
カモメですかね
細かい種類は知りません
(どこかに形式みたいなのが書いていればいいのですが)
岩礁と冬の海
特に観光地というものでもありませんが、こういったところをただぶらぶら歩くというのもいいもので
隣の岩館駅に到着
トータルの距離は7.5km
丁度いい運動になりました
暮れゆく秋田と、おゆうはん
[普通 東能代]
一日数本の貴重な列車が入線
こやつにガロガロ揺られ、帰路につきます
差し込む光のカーテンと、広がる冬の海
雪解けの単線をガタゴトと
いやぁ良いです
2日めの行程もあと僅か
残雪過ぎる車窓を横に、残りの景色を楽しむ
東能代に到着
いや、確かに電光掲示板だけどさ…()
行くぜ、東北。
下の粋な一言含め、結構好きなんですよね
駅のホームにはバスケのゴール
「リゾートしらかみ」に乗ると、もれなくフリースロー体験ができるそうで
ここ能代の高校が、バスケの高校大会で最多の優勝を決めているそうで
近くの踏切で
(明らかギリギリ間に合わなかった図)
古そうなバス
(明らか正面撮るの間に合わなかった図)
途中で道間違えていなければギリギリ間に合ったと思うので、やはりGPS使える地図大事
再び駅へ
またまた吹雪いてきました
今日一日追いかけてきたキハ40もこれにて、ってやつです
[普通 秋田]
後ろ髪を引かれつつも、秋田行きの列車に乗車
拠点の秋田駅に到着です
JR東はこういうかっこいいプロモーション多いですよねぇ
コンセプトムービーとかも強いですし
ホテルに荷物を置き、お夕飯タイムへ
アルミニウム合金も買い取ってくれる感じなんですかね??
よりにもよって先行試作車かよ…()
やって来たのはこちら、美味しい稲庭うどんが頂ける「七代目佐藤養助*1」
こちらが秋田名物の「稲庭うどん」
まずは冷で頂きます
うどんですが、喉越しはそうめんのようにツルッツル
ツルモチおうどん、さっぱり出汁
薬味も入れて、高度一層上昇、清涼感
そんな美味しい稲庭うどんの、もう一つの頂き方…
それがこちら、きりたんぽ鍋
すでに先客(きりたん)が浸かっていますが、ここにおうどんを…
完 全 勝 利
ほどよく煮れば、あったかおそうめんのような喉越しに様変わり
出汁啜って、キノコ頂いて、きりたんぽにも齧りつく
冷えた体がグッと温まります…
秋田名物のきりたんぽっぽーと稲庭うどん
この2つが一緒に味わえる、豪華メニュー
観光客ホイホイメニュー?うるせえ!美味けりゃいいんだ!!!
ごちそうさまでした、また来ます
なにげに今までの遠征は、ほぼほぼコンビニパンか駅麺で済ませていたので、それもあってか感動が大きかったですねぇ…
暮れゆく秋田、延長線
時刻は19時半
ワンチャンまだうろつけます
[普通 追分]
このまま終えてしまうのは名残惜しいので、もう少しウロウロ
やって来た先は、セリオンこと「秋田市ポートタワー」
全高143m、秋田県で一番高い建物になります
まあ、こうして見る限りはキレイなのですが、とにかく風が強い
岩館以上に強い風、下手すりゃ飛ばされるんじゃと思うぐらい
【#秋田港 #強風 #吹き飛ばされる】
飛ばされました
流石に宙を舞うようなことはありませんが、2、3歩ほど後ろへ
風とはいえ、油断大敵
何気に初めての体験でしたね…()
気を取り直してエレベーターへ
バレンタイン… 初めて聞く単語ですが、秋田に伝わる伝統行事か何かですかね…?
展望台からは秋田の夜景が一望
夜景をぼーっと眺めながら、次来るのはいつかと思い馳せる
こちらは北側
手前は秋田港貨物駅
雪化粧を施しているのがなんともエモい
うん、寂しくないよ
謎のピースサイン
[普通 秋田]
秋田最後の夜を堪能し、すっかり見慣れた雪まみれ701系でホテルへ
冬季料金で1000円引きされてた部屋に、ベットメイク無しで更に値引き
その代わり、帰ってきてもばっちいベッドが出迎えるだけ
まあ、慣れればすぐなもので
(流石にシーツのしわは消えませんが)
翌日は遅めの出発なので、ぐっすり眠るとします
というわけで、二日目これにて以上となります
景色見て、撮影して、美味しいもの食べて、ちょろっと観光も
今よくやっている遠征スタイルが確立されたのも、このときでしたね…
そんなある意味転換とも言える2日めも終え、いよいよ残るは最終日のみ
秋田から大阪まで、どのルートで帰るのか
どこへ寄り道するのか、果たして飯テロ枠は用意されているのか
次回で最終か、二回に分けるかは未定ですが、投稿までのんびりお待ちいただければ幸いです
今回もお付き合いありがとうございました
では、以上