関西鉄むす&萌キャラ巡り紀行 ~02 大阪単軌鉄道と夢の跡、角ズームいちご味~
どうも、最近スローライフを始めた既望路です
にんてんどーすいっちなんて文明の利器は持っていないので、古いほうです
確かに今見ると、輪郭ガッタガタで旧式感が否めないです
人が譲ったアジ*1を高額で売りつける鬼畜畜生共によるハラスメント
挙げ句、譲ったカマキリ*2をタイ*3と交換してくれとせがんだ上、3.5倍の価格で売りつけてくる鬼畜炭酸飲料
素敵な毎日を送れています(朧気な目)
ぐらいしかネタがないので、さっさと本編へ参りましょう
2016-8-22 関西鉄道むすめ&萌キャラスタンプラリー道中 02
「関西鉄道むすめ&萌キャラスタンプラリー」を巡るべく、朝から東奔西走
具体的には
大阪-(JR)-神戸-(徒歩)-湊川-(神鉄)-谷上-(神鉄)-三田-(JR)-新大阪-(大阪市営・北急)-千里中央
の行程で移動しました
次なるスタンプ求めやって来た先は、千里中央駅
というわけで、どうぞ
めざせ大阪環状モノレール
千里中央でお乗り換え
千里ニュータウンの中心地というだけあって、色々あります
(一昔前感感じる三角屋根)
ここからは、大阪モノレールに乗り込みます
車両は1000系、大阪モノレール最古参のグループで、新車導入と共に一部が置き換えられる予定です
(と言っても、とりあえず半分以上は残るみたいですが)
レールと、眼下を通る中国自動車道
大阪モノレールは、伊丹空港から万博記念公園を経て、門真市に至る跨座式のモノレールです
路線図はこんな感じ
・大阪モノレール線(本線)
の2線からなる鉄道で、一時は「世界一長いモノレール」としてギネスにも登録されていました*5
この大阪モノレールは、大阪市内へ一極集中する乗客の分散*6と、地域開発のため計画された「中央環状鉄道」構想の元に建設された鉄道です*7
ご覧の通り、大阪市内から放射状に伸びる各路線を、グルっと取り囲んでいます
大阪空港駅~門真市にて運行されている本線ですが、2029年を目処に瓜生堂までの延長が予定されています*8
現在でも、蛍池で阪急宝塚線、千里中央で北急・大トロ御堂筋線、山田で阪急千里線、南茨木で阪急京都線、大日で大トロ谷町線、門真市で京阪本線にそれぞれ接続していますが、延長により門真南で大トロ長堀鶴見緑地線、鴻池新田でJR学研都市線、荒本で近鉄けいはんな線、瓜生堂で近鉄奈良線に新たに接続と、更に規模が膨れ上がります
個人的には運賃が高いのがネックですが、今まで市内まで出て乗り換えていたのが、ある程度短縮できるのではないかと、若干の期待を寄せていますね(特に鴻池新田)
(ちなみに、今までは、大阪空港に行くときぐらいにしか利用したことなかったです)
かなり前のニュースな上に、構想段階のものではありますが、ゆくゆくは堺市方面、及び西宮市の方まで延長するという面白い案もあります
一応、堺市への延長の方は、数年前に要望書も提出されていたりします
ルートとしては、近畿自動車道・阪和自動車道をそのまま南下し、美原で西にカーブ、そのまま府道2号を西進していく形が一つ候補に上がっているとか
(久宝寺の乗り換えキツそう)
堺~松原間の移動が便利になる、というのが一つの利点みたいですね
モノレールもここまで伸びてくれば、北摂の方をチョロチョロ走ってる鉄道、という(個人的な)イメージから、大きく姿を変えますねぇ…
まあ、当ブログはあくまでも旅行記なので、これによる経済効果やら実現性やら、そんな面倒なことまで語る気はないです(そもそもわからん)
単に繋がれば面白いね、ぐらいのネタですかね
まあ、大阪モノレールは、そんなこれからに期待な路線です
とか行っている間に、万博記念公園駅に到着しました(雑
こちらは、鉄道むすめの豊川まどかさん
元はトミーテックから販売されている、鉄道会社の制服を来たキャラクターのフィギュアでしたが、最近は鉄道会社のPRキャラとしての面も
かつては、和歌山電鐵の「神前みーこ」と、JR西メンテックの「米原はるか」ぐらいしかいなかった関西エリアでしたが、最近では京阪電鉄の「石山ともか」を始め、泉北高速や近江鉄道、JR西日本など様々な会社が参加し、一気に賑やかになりました
ここ大阪モノレールでは、現在でもパネルの設置やグッズ販売が行われている他、ラッピング列車や限定nanacoカードの作成など、かなり活用されているイメージを受けます
(絵柄が限られている中、結構頑張っている方だと思います)
というのも、鉄道むすめがデビューしたのはいいものの、結局最初だけ活動して、後は空気状態… という会社も割とあるんですよね…
(京都府の北の方には、経営母体が変わって消息不明になった鉄道むすめさんもいますからね…)
2ショット(
スタンプをポンと押して、次の駅へ向かいます
左右が彩都線、真ん中が本線
分岐がウネウネ動く姿は、見ていて飽きないです
世界の国からこんにちは
今度は2000系です
このカラーリングのほうが、今では大阪モノレール感ありますね
「太陽の塔」
何気に影の薄い大阪のシンボルです
1970年に開催された、大阪万博のモニュメントの一つで、登録有形文化財にも登録される予定です
大阪万博は、「人類の進歩と調和」をテーマに、世界77カ国が参加
世界中の文化や当時の新技術がここに集結し、「動く歩道」や「無線LAN」、「ファミレス」など、現在国内で普及している技術が初めて登場した場にもなります
国内外から約6500万人が訪れ、2010年上海万博の約7000万人に抜かれるまでは、万博史上最大の来場者数だったそうで
そんな当時の万博の賑わいが分かる動画
当時、会場周りを運行していたモノレールの他、前回登場した北急会場線に、0系新幹線も映っていますね
個人的には、この動画の他にも「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツオトナ帝国の逆襲」の印象も強いです
そんな夢と希望と長蛇の列で満ち溢れた大阪万博が閉幕されると、跡地は公園として再整備されることになりました*9
これが現在の「万博記念公園」です
当時のパビリオンは殆ど撤去された他、残された施設も老朽化に伴い順次撤去
今では、太陽の塔の他、EXPO'70パビリオン(旧:鉄鋼館*10 )、民藝館*11、迎賓館*12などが残っているぐらいです
現在の万博記念公園は、そういった建物が一部残っている他、花畑や庭園、競技場などが集う文化的な施設となっています
また、かつて会場南の遊園地として作られたエキスポランドは現在、複合商業施設に水族館や日本一の観覧車を擁した、EXPOCITYとして再稼働しています
(これについては、また別の機会にでも)
まあ、そんな感じで、今の万博会場は、自然とスポーツ、そして買い物に遊びと、大阪の一つの休暇スポットになっています
太陽の塔について触れようと思っていたのですが、気がつけば70年万博の方へシフトしていましたね…(
まあ、太陽の塔について一つ触れるとすれば、最近中に入れるようになった、ということですかね
(2000年に入ってから何度か限定公開されていましたが、2018年よりいよいよ一般公開。ちなみに私はまだ入ったことがない)
まあ、大阪モノレールに乗られた際には、是非どうぞ
宇野辺徒歩芸と南下作戦
吹田IC
近畿自動車道と中国自動車道の起点で、名神高速道路も乗り込んできます
東京・名古屋方面、奈良・和歌山方面、神戸・広島・九州方面、宝塚・津山・九州方面の4方向にアクセスできる一つのクロスポイントで、新名神高槻~神戸開通前は渋滞の名所でした*13
(今も若干渋滞こじらせていますが)
こちらも、万博開催に間に合わせる形で整備されたICらしいです
近畿自動車道・中国自動車道に並行する府道2号も通り抜けているので、中々ややこしいです
(一度他力本願ドライブで、中国道乗りたかったのに、間違えて名神下りに入ったことも)
大阪モノレールは建設費削減の関係上、殆どの区間が府道2号線*14上にあるので、終始高速道路並走して走ります
そのため、他路線乗り換えにあまり融通が効かず、山田駅や開業予定の鴻池新田など、乗り換えに時間を要する駅も現れています()
そして…
今回降りた宇野辺駅もその一つでした
駅自体はJR京都線とのクロスポイントにほど近い場所にあるのですが、あのJRがわざわざ駅を作るはずもなく…
最寄りの茨木駅まで、約1.5kmのハイキングを強いられました
(宇野辺の駅名標すら撮っていなかった)
快速 下り
炎天下の中歩き通してたどり着いた茨木駅から、再び大阪方面へ
ダイヤグッダグダだったので、行き先覚えてないです
(幕も路線記号なしのノーアンダー)
大阪駅に到着
訪日客増加に伴い、やたら主張の激しい関空快速の案内が出始めたのも、たしかこの時
紀州路快速 和歌山
北摂をぶらついた後は、一気に南下です
紀の川(寝てた)
JRの扱い雑ですね
引き継がれた路線と、関西最古参鉄むす
ではなく、こちらは和歌山電鐵
塗装からして南海の子会社感がありますが、この和歌山電鐵は100%岡山電気軌道が出資
というのも、元々は南海電鉄の貴志川線でしたが、廃止宣言を受け、新たに岡電子会社の和歌山電鐵がそれを引き継いだという過去を持ちます
車両の2270系は、南海貴志川線時代から走る車両になります
(車両もそのまま継承されました)
この2270系は、南海22000系を種車とした支線用改造車です
22000系は、21000系に続くズームカー*15で、丸い車体の21000系に対して、22000系は角ズームと呼ばれていたそうで
1990年頃にズームカーが、新ズームこと2000系に統一されると、22000系は2200系*16や2230系*17、2270系*18などの支線用車両に改造されました
その一つが、和歌山電鐵に継承され、今も和歌山電鐵2270系として運行されています
この2272Fは、和歌山電鐵最後の南海塗装として走っていましたが…
2018年にとんでもない塗装に変更されました
(岡電の手からは逃れられない)
ガッタゴットとローカル線感満載
中々落ち着いた雰囲気ではあります
そして伊太祈曽駅に到着
スタンプゲットだぜ
大宮で買った、キーチェーンと2ショット
スタンプは「神前みーこ」ちゃん
近畿圏初の鉄道むすめと、かなりの古参
登場から12年経ちますが、今でも新グッズの販売や、近畿鉄道むすめの魁として、他の近畿鉄むすと積極的にコラボしたりと、耐えぬ活動を見せます
凝ったデザインの車両が多いことでも有名な和歌山電鐵
発車標には、列車のデザインも記載されてます
車庫で寝ているのは「いちご電車」
沿線の特産品であるいちごが、車内外にまんべんなくデザインされています
(主導は当然水戸岡鋭治)
可愛いイラストが起用されていたらとりあえず撮るオタク
和歌山電鐵 和歌山行
今は亡き一般車両です一般車両一新シリーズ
今回の関西鉄むす&萌キャラスタンプラリーのHMも付いていますね
これで、緑が眩しい線路を再び、西へと進みます
そして、和歌山駅からは、再び阪和線に乗車し北上です
(そして、和歌山駅で一枚も撮っていないことがよく分かる写真)
向かった先が三国ヶ丘なのは、最早言わずもがなのこと
今度こそ南海電車です
というわけで、今回はここまでといたします
南海電車で向かった先は
残るスタンプの場所は
次回も脱線させる気なのか
その辺り諸々含め、次回に期待(?)していただければ幸いです
恐らく次で最終回となるかと
また近いうちに更新できればと考えております
今回もお付き合いありがとうございました
では、以上
*1:売値150円
*2:寄贈前、売値430円
*3:売値3000円
*4:正式名称初耳だった
*6:どこへ行くにも一度、市内へ行かねばならなかったので、市内の路線がパンク状態だった
*7:最初期の計画は万博開催前からあったらしく、万博客輸送も視野に入っていたとか
*8:2020年4月1日で、正式に工事の許可が降りました
*9:他にも副都心や研究都市など、色々な案があったみたいですが
*10:建物自体が一つの楽器と画期的
*11:日本の民俗品の展示など。当時からテーマを変えず現存する、唯一のパビリオン
*12:万博期間中に、国内外の貴賓や、海外の元首などをもてなした施設
*17:しっかり支線用に改造