どうも、相変わらず続く三寒四温の日々に、毎朝右手にコート、左手に天気予報な毎日な既望路です
ほどほどの気温がずっと続いてくれればありがたいのですが、きっとこの春も一瞬なのでしょう…(シクシク
今回は前回予告した通り、2017年の小ネタ集、もとい圧縮編第4回
いつも以上に細々したネタをぐぐっと詰め込んでいこうかなと思っております
では、どうぞ
2017年圧縮編 その4
9/21 秋の保存車巡りサイクリング
この日は友人と一緒にぶらぶらサイクリング
鳥飼大橋の南詰のあたりで集合し、そのまま淀川を渡り摂津の方へ
摂津に入ってやってきたのは、鳥飼車庫の隣にある新幹線公園
ラブライブの映画見に行った帰りに寄って以来ですかねぇ…
(こっそりやたら多かった改行の修正と、はてなキーワードの削除を済ませる)
EF15-120
いかにも古いですよ、って感じの電気機関車
ですが一応戦後の車両で、雑に言えばEF58の貨物版*1
200両以上が11年に渡って製造され、東海道・山陽本線や東北本線などの幹線を駆けたとか
最後はEF60やEF65といった新世代ELに代わり引退
内部の様子が気になる方は、上記のラブライブ記事リンクへ!(露骨な誘導)
そのまま吹田へ
EF66-0も気がついたら27だけになったんですね…
(0番台来たらオッホォってなったてたので懐かしい)
ぶらっと正雀にも
走っているところは一度も見たことがなかったんですよねぇ…(
吹田から淡路の方に自転車を走らせ、菅原天満宮公園へ
ちらっと赤いのが見えますが、こやつが静態保存車
DF50-4
国内で初めて量産されたディーゼル機関車で、それまでの機関車は海外の車両や試作品止まりがほとんどという状態
ディーゼルで発電してその電気でモータを回す電気式という手法が取られましたが、重い割にパワー不足*2ということもあり、後に開発された液体式DLのDD51*3にその座を譲りました
低コストで状態良く保存… となると、やはりこの鳥かご方式になるのですかねぇ…
着々と高架化工事が進む阪急線
淡路駅の高架化ついでに駅をおおさか東線寄りに持ってきてくれると便利になりそうですが、色々と黙っていない人もいそう(
堺筋線パシャリ
東淡路公園まで移動し、檻の中のマンモスを見学
さっき摂津で見たEF15では、1200t級の貨車を牽引しての関ケ原超えは厳しいということで開発された、前代未聞の超大機関車
EHの名の通り8軸を装備し、全長は22.5mとEF15より5mも長い設計
出力はEF66の登場までは最強を維持した2600kW、試験での最高速度は120km/hというツヨツヨ機関車
EH500と同じく、2組で1両
先程のEF15やDF50は他の場所でも保存されていますが、EH10が保存されているのはこの淡路の公園だけ
特異な機関車だけあって、どこか博物館的な場所で保存されれば嬉しいのですが…
淡路から新大阪に移動し、宮原へご挨拶
丁度103系引退の時期で、宮原にはPOWERLOOP号と阪和線103がちょこんと並んでいました
ブログに貼っ付ける写真に103系が写り込んでいるのをみて焦燥感を覚える… なんてことも無くなるんでしょうね…(はよ遅れ取り戻せ)
最後は上淀で2ショット(3ショット?)
奥の咲夜さん付いてるガタ来てるほうがMyばいしくる
当時で既に8年選手
日々のバイトへの往復で走行距離も一気に稼ぎ、いよいよかという状態
11年経った今ではタイヤやらスポークが逝き、流石に休車状態
全般検査通すか廃車か、悩ましいものです
この後は一人暮らししている友人の家に行って、適当にくつろぎながら駄弁っていました
気軽に部屋に人を呼べる、これも一人暮らしの特権ですよねぇ…
(私は実家暮らし云々の前に足の踏み場が無いわけですが)
そんな随分と久しい気もする、自転車散歩のお話でした
この友人も卒業と同時に地元へ帰ってしまったので、誰かとの自転車散歩もこれっきり
こうやって誰かとちゃんりんこでぶらぶら走って遊びに行く、という機会も過去帳入りなんですかねぇ…(最近の主流は車ですし)
10/3 放課後山頂アタック
「今日はなんだか空気が澄んでる」
いつも一人で昼飯食ってる公園で、いつも通り景色を眺めながら、そんなことを思ったある秋の日
その日の講義が全部終わった後、バスで向かったのは「銀閣寺道」
片道30分の山頂アタック開始です(厳密には山頂の手前)
コンクリ舗装15分山道15分を経て、大文字山の大の字の部分へ
思ったとおり、きれいな景色
折角なのでおやつも頂きましょう
眼下に広がる京都の夕景に乾杯
講義終わりに山に登って景色を眺める
気がつけば、在りし日の日常
10/10 難民の清き一票
なんだか古めかしい雰囲気が漂う、京都吉田
季節は衆議院選
街なかには選挙パネルも立っていました
あ^~投票券がぴょんぴょんするんじゃ^~(投票一票で一回です)
地味にそれっぽいところに拘りを感じる
まあ、こんなことやる所なんて限られています(いいぞもっとやれ)
ここの学生は、惰性で受験してパリピと坊主しかいない学科に進学した身からすれば、眩しいぐらいに活き活きしてます*4
10/27 奈良線ぶらり
この日は早く終わったので、ぶらっと寄り道
「阪和線で置き換えられた205がやって来るって噂だし、軽く撮っとくかぁ」 という軽い気持ちで来訪
これが当たり前の光景だったんですけれどねぇ…
例の有名スポットにも何気に初来訪
いい感じの光線ですが、何やら作業中らしいのでまたの機会に
「夕日にスナックカーは映えるなぁ」と思いながら
新型名阪特急プレスの3ヶ月前のこと
3年と少し
何も変わってないように思えて、確実に変わってる日々
今ある日常も、3年経てば既に過去のものなんですかねぇ…
10/28 おーる103
学校帰り、そういや今日かと思い寄った、毎年恒例吹田公開
直快吹田とか、どこをどう通ったらそこに行くんだよ
直快も東西線通らなくなったので、221辺りになってもいい気がしますが…*5
あすかとゆーてっく
気がついたら両方消えていたんですよねぇ…
今回の目玉は103系シリーズ
時期が重なったということもあり、自分が過去に行った中では一番豪華な並びな気がします
クルクル幕回しして、オール「大阪環状線」
会場に歓声が響きました


連結器の開いた681や環状並びなど、この辺の細かい粋なネタは健在
バイトもあったのでそそくさ撤収しました
11/15 秋色小倉散策
気がつけば気温も下がり、季節は紅葉シーズン
寒いのは苦手ですが、紅葉の時期は一年で一番好きです(気分も高揚s)
お天気もいいので、空きコマ使って秋探し
考えなしに嵐山に突っ込みましたが、大混雑極めてました()
携帯も圏外だったので、秒で移動しました
静寂求め、嵯峨野の奥へ
ひっそりとした寺院にも、秋が訪れていました
5限が残っているので早めの撤収
行楽シーズンにバスの定時運行を期待してはいけない
11/24 秋色衣笠散策
この日も気持ちのいい秋晴れ
そんな気分を盛大にぶち壊してくれるのが鴨川トンビーズ
ロールパンとコロッケ返せこら*6
空きコマ使って適当にぶらぶら
3-4限を空きコマにすることで、昼休み含め4時間弱の空き時間を生成
ぶらぶら散歩したり、図書館に籠もったり、日陰のベンチで学内Wi-Fi借りてデレステしたり
4時間あれば色々出来るもので
なにか惹かれる無機質っぷり
あてもなくただただぶらぶら
16:9で面縦はブログに載せたとき見づらいのですが()
エナガですかね
やたら尾が長い
一体何があったのか…(困惑)
こちらも紅葉真っ盛り
一眼買ったらまた行きたいですね…


講義が終わった後は、国宝展へ
終始朝ラッシュみたいな混雑でしたが、日本史の教科書や資料集で見たあれやこれやが生で見れたことに感動…
火焔型土器や、荒神谷遺跡の銅矛、藤原道長の経筒に扇面法華経冊子、源頼朝像などなど、写真では伝わらない繊細さや迫力などを味わえたことは、今でも心に残っています…(それと同時に、なぜ1~3期は行かなかったと悔やむ)
特に円山応挙の雪松図屏風はそのダイナミックな奥行に、ずっと見とれるばかりでした…
国宝、マジぱない
11/28 秋色鷹峯散策
紅葉シーズンもいよいよ終焉
一日でも多く京都の秋を味わうべく、今日もまた出撃
やってきた先は鷹峯源光庵
金閣寺や清水寺に比べりゃずっとマイナーですが、それでも秋にはタクがぞろぞろ列を作る有名所
メジャーなのは何と行っても「悟りの窓 迷いの窓」
こちらが「迷いの窓」
迷いとは四苦八苦*7、即ち人生
生きる苦しみ、老いる苦しみ、病む苦しみ、死ぬ苦しみ
愛するものと離別する苦しみ、怨み憎い相手と会う苦しみ
求めても得られない苦しみ、自分の体と心が思い通りにならない苦しみ
それらの避けては通れない苦しみは、いずれも己の欲望がもたらすもの
愛する者への愛着を滅すれば、苦しむことはない
欲しい物への執着を滅すれば、苦しむことはない
無理に生きながらえる欲望を捨てれば、苦しむことはない
だからこそ、
この世の本質が苦しみであることに気づき、
その苦しみが欲望から生まれていることに気づき、
この欲望を断つことが苦しみから脱する手法であることに気づき、
この脱する手法こそが八正道*8の実践であることに気づく
それこそが悟るということ
悟りとはそう、この丸い円のように遍く世界へ響き渡る、覆りようのない普遍の真実
的なことを窓で語っているそうです
仏教の真理をあらゆる手段で表現する
それがJapanese Z☆E☆Nです
まあ、悟りを目指すまでとは行きませんが、ほどほどで満足するというのもまた幸せへの近道でしょう
(今すぐレースで勝てなくてもいい、今はただその笑顔を見られるだけで幸せなんだ… 決して育成を怠っているわけではない)
ただの絵のように見えて、きっと意味深なことを言っている
禅宗(特に曹洞宗)は、僧による水墨画や禅筆が多いですが、これは禅宗が念仏や題目ではなく、日常生活の営みの中で悟りを得ようとしているところに由来するとか
この他にも、茶道や華道、枯山水もその根底にあるのは営みの中での悟り
こういうふとした瞬間こそが、悟りの境地への入り口なのかもしれませんね…
今は「日本文化」なんて言われているものも、もとを辿れば禅宗文化に由来… なんてことも結構あるので、禅宗は面白いもので(ただ結局教義の本質は分からん)
そんな、秋のプチ悟り体験でした
はらりと舞う紅葉の中で朽ち行くシビック(?)もまた、この世の無常を示しているのかもしれない…(禅宗脳)
12/25 めりくり学外授業
この日はゼミの学外授業
平等院鳳凰堂の金堂内にある九品来迎図*9の仏後壁全面画の主題は何かという問題をテーマにディスカッションをしたのを踏まえ、実物を見に行こう的な授業
基本大学に集まってからのバス移動だったのですが、平等院に直で行ったほうが近いので、私含む一部生徒は現地集合
ですがここで問題なのが、ゼミの中*10に知り合いが一人もいないということ
案の定、自分だけ待っていた入り口が別で永遠待っていたという事件が発生し、中は見学できず
とりあえず外面だけ拝みました
友達とまでは言わずとも、情報収集の手段として知り合いの一人ぐらいはいた方がいいと思った2回生の暮れ
お昼ごはんタイム
観光地なのでまともに食えば割高、コンビニへの往復も面倒
結局ユーフォベンチでたそがれていました


観光センターでお茶だけ頂きました
やっと合流でき、バスに乗って木津川の浄瑠璃寺へ
こちらのお寺も平等院と同じく、金堂を西に、池を挟んで拝める庭形式
極楽浄土の様子を再現しているそうで*11
9体のありがたい阿弥陀さんを拝み解散


何かが違っていれば、一人で写真だけ撮って終わった学外授業もまた何か変わったのですかねぇ…
バスで大学まで戻ってそこからまた自宅に帰るのも(往復4時間ぐらい)アホらしいので、現地からバスで帰宅
【悲報】残金100円 pic.twitter.com/p2LPiKR6nJ
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年12月25日
ですが、運賃が足りなかったので、途中で降りてあとはひらすら駅まで徒歩芸
4kmぐらい歩いて木津駅に到着
なんとも物悲しい空の色ですが、これもまあいいでしょう
だって今夜は…
Now moving… 既望路移動中
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年12月25日
列車 : [A]普通 西明石
207系S38編成
一言 : 旅の幕開け、今宵も一閃#既望路乗車録 pic.twitter.com/MXldt98cG6
遠征前夜だからっ!!
え?クリスマス?ナニソレ?私ニホンジン、欧米ノ文化知ラナイアルヨ
というわけで、次回への伏線の爪痕をがっつり残して、圧縮編おしまいです
一気に冬まで駆けましたが、これで少しは遅れを取り戻せた…?
(どうせ遠征記事でまた差が開くって?うるせえやい)
珍しく前回記事から然程差を開かずの更新ですので、特に語ることもありませんね()
ぼちぼち連休も見え始めた頃なので、その辺で一気にブースト駆けれたらいいですねぇ(何のアニメを一気観しようか考えながら)
次回からの遠征も、新天地へのお出かけ
見るものすべてが新鮮な環境、多分時間かかるやつですねこれ(せめて脱線は控えめに)
次回もご期待いただければ幸いです
では、以上
*1:旅客のゴハチ、貨物のEF15
*3:幹線用のDF50に対して作られた、入換機用のDD13(液体式)が成功。この液体式の技術を更に改良してできたのがDD51
*4:例えバカなことでも、やりたいと思ったことには一直線なところとか
*5:東西線は地下ということもあり、使用している架線が柔軟性のない剛体架線。加え急坂も多いので第2パンタが必須
*6:コロッケは氷見
*8:8つの正しい実践。正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定
*9:現世でどれだけ仏教の教えを守って頑張ったかによって、極楽浄土でのお迎えのグレードが変わることを説く扉画。上品上生~下品下生の9段階で、上のランクだと阿弥陀さんが直々にお出迎えしてくれる
*10:というかそもそも学内全体で見ても
*11:極楽浄土は阿弥陀仏の司る浄土で、そこに行けばカリスマ講師の阿弥陀仏によるパーフェクト悟り教室でどんな⑨でも悟りへ一直線という世界。西の方角にあると言われている