北の大地へ遥々、晩夏の18遠征 ~02 踊るイカと、疑洋風への誘い~
どうも、年が明けたにもかかわらず「20-01-09」の名前でフォルダを作成していた既望路です
きっと21になれる頃には、22年になっているのでしょう
というわけで、今回も更新の方を進めてまいります
前回は夜行バスで東京に上陸し、はやてで盛岡まで北上
八戸まで上がった後は久慈の方へ寄り道し、キハ40成分を補給
日が暮れ始めたあたりで遂に北海道に上陸
夜の函館で海眺めたりハンバーガー食べたりしてました
今回はその続き
では、どうぞ
2017年9月7日
おはようございます pic.twitter.com/utYiJBfqww
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年9月6日
目が覚めると、昨晩はよく見えなかった函館の町が見えました
函館駅にいる列車たち
気動車特有の堂々たる変態混結
遠くに見える鋭い山が「渡島駒ヶ岳」
詳細は後ほど
荷物をまとめ、いざ朝食へ
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年9月6日
活きの良いイカが泳いでいますね
函館に来たからには海鮮を頂きたいところ…
さっきまで泳いでいたイカさん
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年9月6日
朝ごはんになりました pic.twitter.com/2kXAswP4o5
というわけでドン
その名も「活きイカ踊り丼」
活きのいいイカなのはわかりますが、どのあたりが「踊り」なのか
その答えは、醤油にある・・・
Yes パーティタイム!! pic.twitter.com/HIFn1sYohX
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年9月6日
揺らせ!激しくHeart Beat!君のEmotion!
ぶった切りのイカに醤油をかけると、まるでネオンの中で泳ぐ熱帯魚のように踊りだすではありませんか(無茶苦茶)
この「貴様、その状態でまだ生きていたというのか」という状態のイカに齧り付くのが、この丼の醍醐味
口の中にいっぱい頬張ればほら、中から飛沫を上げ弾けるイクラと、クリックリのイカのダンスパーティーが始まる
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年9月6日
何言っているのかちょっとわかりませんが、美味かったのは確かです
噛み切るの大変でしたが、言えば切ってくれるそうで
函館散策と疑洋風建築の誘い
函館市電の鉄むす、松風かれん
こういう部分で活用されている鉄道会社好き
どの変かは忘れましたが、どっかそのへんで降車(適当)
ここから乗るのはハイカラ號
Now moving… 既望路移動中
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年9月7日
列車 : ハイカラ號
函館どつく行き
一言 : デッキから車内に乗り込み、車掌さんから切符を買う。どこか懐かしい空気を乗せて、列車は終点を目指す…#既望路乗車録 pic.twitter.com/NyGWBiYdJw
切符欲しさに1日乗車券持っているにも関わらず、車内で購入するオタク
成宗鉄道(→成田鉄道)、函館市電10形、ササラ電車を経て、観光用に生まれ変わったハイカラ號
車内の洒落た装飾に、ハイカラ感を感じます(ハイカラ感#とは)
終点の函館どつく前に到着
停留所名は、函館の造船メーカーである「函館どつく」に由来するそうで
なので、別に「函館しばく」や「函館いてこましたろかワレ」なんて物騒な停留所名が他にあるわけでもない
ここからしばらく周辺散策
きれいなコスモス
9月の頭ですが、北海道はもう秋色に染まりつつあります
きれいなアサガオ
北海道とは言え、まだまだ夏です
きれいなアジサイ
ここは一体何月なんですかね…
さすが北海道、開花時期も本州とは違ってくるそうで
(アジサイは2ヶ月ぐらい遅れての開花だそうで)
レンガ造りの塀に囲まれた曹洞宗のお寺、高龍寺
函館では火事が多かったので、それに備えての煉瓦塀だそうで
京都では中々見かけない気もしますねぇ
海を望む場所に作られた外国人墓地
日本にやってきて、日本で亡くなった外国人を中心に祀る墓地
プロテスタント、カトリック、ロシア人、中国人の4つのエリアに分かれています
浄土宗 称名寺
日蓮宗 実行寺
真宗大谷派 函館別院
このあたりはお寺がやたら多い気がしますね
函館別院以外は、幕末時に仮領事館として利用されたりと結構歴史も深い
函館もそこそこ坂が多い
旧ロシア領事館
レンガ造りでいながら玄関上部に唐破風*2が設けられるなど、中々お茶目な見た目
船見公園より望む函館港
五稜郭のタワーも見えますね
千歳坂 pic.twitter.com/YnSETJ4QKg
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年9月7日
オタク
「旧函館区公会堂」
坂を上がると、なんとも瀟洒な建物が
一見ばちばちの洋風建築なのに、屋根は瓦葺き、外壁はペンキ塗りの下見板*3
それでいながらテラスや、屋根窓など洋風要素も孕んでいるという、和洋折衷な建築物
(親に向かって何だその唐草模様の妻壁は!!!)
ほら、この頭部が飾られた円柱とかチートよ
ここで、なにかイケない沼に射抜かれたような、そんな感じがしました
「相馬株式会社社屋」
坂を降りると、こちらにも危険な建物が
市電も通るので、いい感じのスポットですねここ
まさしく和洋折衷と言わんばかりの洒落た外観
このよくわからん渦巻もなんかいい
坂の下まで降りてきたので、そのまま港の方へ
海自の掃海艇と海保の巡視船
手前の掃海艇ながしまは、2020年で除籍になったそうで
函館どつくの辺り
せっせと船舶を作っている最中みたいですね
あちらには摩周丸
青函連絡船はロマン
金森赤レンガ倉庫の辺り
夜に行くとエモい
こうやって港をぶらぶら歩くのもいい
散策を終え、再び路面電車に乗車
鉄むす良い
やって来たのは車庫
飯以外はほとんどいきあたりばったり
いっぱい寝てますね
函館市電も鉄むすが出たのは結構前ですが、それでもこうしてポスター等に活用されているのは嬉しいもの
鉄道むすめスタンプラリー番外編(※要検証)
— 既望路 (@after_full_moon) 2017年9月7日
函館市電さんの駒場車庫にて回収
ついでにトレインマークキーチェーンも購入 pic.twitter.com/mqNK37jSIp
まさかの過去のスタンプラリーのスタンプがあったので、しれっと回収(
4時間たっぷり散策して、函館駅へ
ここから、函館に別れを告げ次なる目的地へ向かいます
というわけで、今回はここまでとさせていただきます
何だかんだで後半は筆が少し乗ったような、そうでもないような
このペースで行けば北海道から帰ってくることには春になってる気もしますが、まあ、それもいつもどおりのことでしょう
気が向けば続きもお送りできることでしょう
では、以上