仰げば尊し、春の卒業大遠征 ~その3 いざ、戦車駆ける町へ 那珂湊に集う譲渡列車たち~
どうも、冬用布団を出したりしまったりして忙しい既望路です
一時期20℃以下まで冷え込んで、冬用パーカーやら羽毛布団やらを引っ張り出して寒さをしのいでいましたが、またまた33℃ぐらいまで上がったので、再び扇風機始動です
今では布団の右に夏用、左に冬用の掛け布団を準備し、その日の気温に応じてチョイスする始末です
これから春までずっと風邪気味だと思うと気が遠くなりますね
(花粉症「春になれば楽になれる思った?残念でした!」)
万年風邪気味みたいな人間ですが、熱はここ数年出していないので今年も何とかなるでしょう(慢心)
さてさて、それはさておき近況報告
ぶっちゃけもう大したネタもないのですが…
きんきょーほーこく
こちらは二年ぐらい前に書いた記事になります
「6月にPCが死んで、しばらく更新できませんでした」的な内容が書かれています
まあ、5年以上使ったならそろそろ死んでもおかしくなと、物置と化した机の下の奥底に追いやっていましたが、現役PCの掃除ついでに引っ張り出すことに
2年ぶりに日の目を見た初代PC、メモリ移植したり、HDD増やせないかなぁ覗く中、なんとなく電源につないでみる
すると…
なんとPCが復活… ということはなく、上記リンクに書いてるよう、電源の入と切が永遠と繰り返されるだけ
そんな姿を見つめていると、ひとつ違和感に気づく
「これ、メモリちゃんと刺さって無くね…?」
微妙に金属部分はみ出てるし、深さももうちょいある…
横の爪が引っかかっるけど、精密機器であることをお構いなしにグッグッと押し付けてみると、奥までずっぷり
しょーもない理由で諦めてたんだなぁ
そして電源をつけると、無事に起動…
久々見た青い画面
ただ、あの手この手も通じないのは相変わらずでしたが
そこで、前回はバックアップが取れていないからと諦めていた最終手段を発動
フォロワーさんの助けもあり、3時間の死闘の末…
見事復活です
中身は綺麗サッパリ無くなりましたが、データは全部移しているので問題なし
やっぱりバックアップ大事
さてさて、これでPCの本体(とACケーブル)だけがもう一台が増えたわけですが、どうしましょうかねぇ…
CPUがCore i5-3470と現役PC(Core i5-4570S)といい勝負*1なので、放置するのももったいない…
現状では家族共用PC(Core i3-3220)のグレードアップと、玉突きで父PC(Core2 Duo E4700)のパワーアップでも良い気がしますが、そこは考え中
(まあ、CPUのスペックが全てとも言い切れませんからね…)
そもそも5年使って2年休んでいたとは言え、いつまで動くのかが心配な点はありますねぇ…
とまあ、そんな近況報告
「PC修理したらなんか治った」とだけ言いたかったのですが、思いの外長文に(いつものこと)
これ以上長くなると本文がキツくなりそうなので、ささっと本文へ参りましょう
今回は卒業遠征編の二日目に突入です
では、どうぞ
食卓の二者択一と交直流列車
2016年3月7日 月曜日
普段朝なんてバターロ―ルが一個入れば上々の食欲ですが、旅先だとそれがうんと湧く
色とりどりのサラダに好みのドレッシングを掛けて、おかずもとりあえず一通りお皿の上へ
ご飯かパンかで悩みますが、熱々のパンに惹かれたのでそちらをチョイス
そんな朝の優雅な朝食バイキングで始まる二日目
やっぱりご飯も捨てがたかった
納豆に更に卵を乗せる、贅沢の極みーー
そんな一時の石油王気分を味わい、いざ出発
[普通]土浦行き(多分)
朝ラッシュをくぐり抜け、上野発の普通列車に乗り込みます
普通列車だけど、各駅には止まらない
未だにパッとしない
この時も二回目の訪問ということも有り、まだまだ路線は把握できておらず
とりあえず目的に行くということを信じて揺られます
千葉県であることを知ったのはこれのずっと後(
(今はもう足向けて寝れない)
湿度ムンムンの雨の中を進んでいきます
地方鉄道でよく見る顔ですね
藤代辺りの交直切換
北陸以外の交直切換は初めてですかね
対巨大怪獣用人型戦闘機設置本部
土浦に到着
関西ではお目にかかれないEH500と
土浦に来たからには霞ヶ浦を見ないと
乗り換え時間はあまり長くないので、すぐ戻りました
[普通]勝田行き
最後尾がうんと後ろの長い列車
のんびりロングシートの旅と行きます
水戸が近づき、沿線には偕楽園も
そして勝田に到着
国鉄気動車の集う場所、那珂湊
ガチャガチャでⅣ号が出るみたいです
ひたちなか鉄道のシンボルである日の出と、駅前のビル群が意匠になっています
(現在は新しいデザインになっているそうですが)
ガルパンがちらほら見えてきました
阿字ヶ浦行き
湊線だから
「日工前」
駅前にある日立工機*2の工場に因み、工場っぽい意匠になっています
こちらは偶然にも2019年10月1日*3に「工機前」駅に駅名を改称したそうです
(なんてタイムリー)
10月6日にはイベントも開かれ、抽選会ではかっこいいデザインの、コードレスインパクトドライバが当たるかもしれないようなので、機会があればいかがでしょう(
「金上」
陸自の勝田駐屯地が目の前にあることから、航空機と戦車が意匠になっています
陸自ってヘリ以外に航空機いたのかなぁと思ったら、現在は桜に変更されていました*4
のんびりとした風景が続きます
非電化路線は景色がスッキリしているので、前面展望にはうってつけですね
「中根」
近くに「虎塚古墳」という古墳があるそうで
「高田の鉄橋」
2014年に開業したばかりの駅で(既に5年ですが)、駅手前にある「高田の鉄橋」*5に因むそうで
このデザインは結構好きです
そして那珂湊手前では垂涎不可避の光景が広がっていました
もとを辿れば国鉄キハ20形で、鹿島臨海に渡った後に角ライト化、更に茨城交通*7での運用を終えた後に、朱色に塗装変更されました
たぶん今も那珂湊で放置プレイ食らってます
その右手のベージュと赤ラインの車両が「元三木鉄道 ミキ300形」
廃車両に囲まれていますが、一応現役で走ってます
加古川線と接続していたこともあり、幼少期の記憶の片隅に残る車両です…
無くなる前に見ておきたいと思っていたら、何やらド派手なラッピングが施されていることを知り唖然とした夏の暮れ
更にその右手のベージュと藍の2色が「元羽幌炭鉱鉄道 キハ22形」
ちょっと見えにくいですが、雪よけの旋回窓が運転席前に着いているのが特徴で、譲渡後、しばらくしてからこの藍とクリームのツートンに塗り替えられました
現在は阿字ヶ浦駅に移動しており、Twitterを見る限りボッロボロに剥げているそうで…
(お金募って再塗装して、鉄道神社にしようとする動きもあるみたいですが…)
更にその奥は後ほど…
「那珂湊」
「珂」は、先程の鹿島臨海2000形の更に左*9に保存されているケハ600形より
「湊」は、那珂湊駅で飼われていたネコチャンより
那珂湊で対向列車とすれ違い
城北線でキハ11に追い出されたキハ11が第二の生活を送っています
(城北線をメインで走ってた2両は部品取り用で、走っているのは東海に貸し出されていた2両ですが)
「元水島臨海鉄道 キハ20形」
国鉄、JR西、水島臨海(岡山)を経てここにやってきました
水島臨海のキハ20が引退した今、このキハ20が唯一の現役車両となっています
(他にも、キハ20の勾配仕様であるキハ52がいすみ鉄道で、留萠鉄道にいたキハ22の同型車が平成筑豊鉄道に在籍しています)
今ではイベント等に駆り出されるだけで、他はここでニート状態だそうで
「元留萠鉄道 キハ2000形」
キハ20形極寒地verであるキハ22形の同型車
客室をデッキで区切るため、客室扉が両端に来ているのが極寒地仕様の特徴です
上記のカッコ書きにあるように、今は平成筑豊鉄道の方で色々と準備しているそうで
「元東武鉄道 トラ1形(手前トラ16、奥トラ15?)」
倉庫代わりにずっと置かれていたみたいですが、去年譲渡されたそうで
(内、トラ15は群馬県の太子駅跡に行ったそうで)
「元東武鉄道 ホキ1形」
国鉄ホキ800形に準じた車両で、10両あった内、2両がこの那珂湊駅に滞在しています
よくよく見てみると、車体に東武の社章が薄っすら残っているのが見えます…*10
「元日本陸軍鉄道連隊 九七式軽貨車」
日本陸軍という字面の強さに驚かされます(
戦後、日本各地の私鉄に放流され、西武や新京成、秩父鉄道等でも見れるそうで
上に乗っているのが除草剤で、これ走らせて草生えるのを阻止するとか
(多分現役…?)
「保線用の何か?」
社章らしきものも見えますが、正体は不明
(顔が横の3710とほぼ同じ)
元はキハ11-123で、高山本線と太多線を中心に走っていたそうで
まさかと思いフォルダを見返すと、初めての18きっぷで東海エリアに来た際に岐阜で邂逅していました
(画像が荒いので若干怪しいところではありますが)
2012年から4年ぶりの再開ってやつですね
時間の関係で駅の散策はここまで
本当は駅周辺回ったり、なんなら阿字ヶ浦まで行きたいところですが今回はお預け
那珂川の向こうへ、戦車前進
そんなまるでテーマパークに来たみたいな那珂湊駅で鉄分を補給し改札を出ると、さっそくガルパンの広告
映画にも出てきた茨城交通の営業所です
そう、先程のホキの写真にもチラッと写っていましたが、とあるものを発見したので急遽バス見学
営業所の方で許可も頂き、早速中へ
いたのはこちらの、ガルパンラッピング車
何台か走っているらしいラッピングバスの一両
さすが大洗が管轄内とだけあって、気合の入ったラッピングです
中々良いものが見れました
海もガルパン
ここからバスに乗り込み、いよいよ大洗へ上陸します
床が木のバスは何気に初めてかもしれない…
フレームイン率高スギィ!
初対面の時からそうでした
2-4-11那珂川を渡って…
初めて見るはずなのに、なぜか見たことのある建物を車窓捉え
見えないはずのあんこう踊りを空目し…
大洗に上陸です!
さてさて、ここからは戦車道のターン
出発前に作った手作り散策地図片手に、いざパンツァーフォー!
ちなみに、大洗へは鹿島臨海鉄道から行くのが一般的ですが、那珂湊駅行きたさにあえてひたちなか海浜鉄道から行きました(4人道連れ)
まあ、行程計画の見返りということで(
というわけで、今回はここまでと致します
思った以上に濃度が濃くなったひたちなか海浜鉄道でしたが、まあ貴重な鉄分補給ということで(
次回は変わって、アニメ分?戦車分?マシマシでお送りします
では、以上!