伏見探索物語 ~伏見裏参道と、在りし日の東海道を駆けるもの~
どうも、やっと遠征から帰ってきた既望路です。
なんだかんだ言って一ヶ月以上経ちましたが、当ブログ基準で考えればまだ「お久しぶりです」の間隔ではないですね(
学校とバイトで忙しいならまだしも、毎日が暇な夏休みだろお前
と、お思いの方もいらっしゃるでしょう…
実は…
艦これの夏イベで忙しかったのですよ!!( (蹴
今回は大規模作戦でしたからね…
合間合間を見つけてちょくちょくゲージを削っておりました
で、ここまでブログを放置したなら当然最後まで行けたんだろ、ですって?
結果:無理でした
棲姫オンパレードでボロッカスにやられ、なんとか奇跡的にたどり着いても潰される
次は十分な数の四式ソナーと装甲空母を揃えて挑まないといけませんね
それとあと一つ
一行目でも述べましたが、遠征計画を立てるに忙しかったというのもありますね
この夏の空き時間はほとんど夏イベと遠征計画でした
この夏は一体どこへ行ってきたのか
なんと、こちらになります!
流石に難易度高いですか
では、もう一枚
こんな場所に行ってきました
さて、この記事を書くのが先か、私の寿命が尽きるのが先か
中々難しいところではありますが、いつかお届け出来たら良いですね…(遠い目)
そろそろ本編へと参りましょう
一応遠征前にもちょくちょく更新はしていたのですが、遠征中にスマホ*1から更新しようとしたところ、何を間違ったのか全部消えてしまいました…w
よって若干雑になりますが、ご了承下さいな
では、どうぞ
時は2015年3月22日
まだ青函トンネルを在来線特急列車が駆けていた時代です…(しんみり)
私はとある大学のオープンキャンパスに来ていました
そこで色々見て回っていたわけですが、突然知りもしない女子大生2人に突然声をかけられました
こんな感じで
(チアでは無かったですが 残念)
こちらから声をかける手間が省けたので、この大学の特徴を知るにはいい機会です
というわけで早速…
逃げましょう
そんな、見ず知らずの女子大生とトーキングだなんて、MP*2が10秒も持ちません
ここは逃げるに限ります
というわけで逃げて、近くのJR線の踏切へ
環状線も気がつけばもう一ヶ月もありませんが、こちらはしばらく元気そうです
あまり環状線には縁がなかったので、惜別の情があまり湧きませんね
(やっと引退かという気持ちが本音)
まあ、最後まで何事もなく走りづつけてほしいものです
お寺の前を古風な音響かせ走り抜ける
こちらもお元気で
駅前のコンビニでお昼ごはんを購入
せっかくなので、こちらで頂くとしましょう
なんだか鳥居が撮影大会状態になっています
3月といえども、まだ少し寒い時期
観光客でいっぱいです
年々外国人観光客が増えているのは気のせいでしょうか
(気のせいではないでしょうね…)
お馴染みの千本鳥居
人が捌けるまで待とうと思うと相当な時間を要するので、今回はスルー
木漏れ日(鳥居漏れ日?)が射し込む千本鳥居は昼だけの光景
奥の院の絵馬コーナー
自然と集まっていたいなこん絵馬もアニメ放送後に比べれば衰退気味…
ですが、ここはユニークな絵馬が多く集まるので、伏見稲荷に訪れたときにはよく見に行きます
私が絵馬になることで喜ばぬ女はいなかった
まさか神社の絵馬で吹く日が来ようとは
放送から数日たった後でした
では早速奥の方へ…
行かず、少しルートから逸れることに
こうしてみると、中々面白い一面です
通り慣れた道でも、違う角度から見るとまた違った一面が見れます
稲荷大社から逸れ、向かった先がこちら
「伏見神宝神社」です
こちらの記事で少し伏線を張りましたね
この神社、伏見稲荷のすぐ隣りにありますが、伏見稲荷とはまた違う神社
神社の中の神社… 神社 in 神社ですね(黙
こちらの伏見神宝神社では、天照大神と伏見大神が祀られており、十種神宝が奉安されています。
天照大神は言わずと知れた神様ですが、伏見大神とは…?
こちらで一度まとめているので、知りたい方は御覧くださいな (絶えない誘導
この神社の名の由来にもなっている十種神宝、これは物部氏の祖神から来ているようです。
こちらの竹の鳥居と、祀られた尖った石
このあたりは「竹取物語」*3ゆかりの地とされ、この竹の鳥居と尖った石*4もそれに由来するそうです。
ちなみに、この尖った石がタケノコ石で、神が降臨する場所になっています。
(お尻に刺さったら掘られそうですね(蹴 )
また、写真は撮れていませんが、ここは狛犬ならぬ狛龍が鎮座する神社でもあるそうで…
さて、奥の道へと進んでいきましょう
さて、光る竹はあるのでしょうか…
こんな感じの美少女が出てくるのであれば、喜んで探しに行くことでしょう
ずっと奥まで竹
ウネウネとうねる細い道を、カメラぶら下げ歩んでゆく
背の高い木が並ぶ森
何の木でしょうか
右に竹林、左に林
タケノコVSスギノコですかね
(キノコ「解せぬ」)
しかし、本当にこの道であっているのだろうか…
一本道とは言えど、案内が少ないと不安になるものです…
あ、なんだか神社っぽくなりました
伏見稲荷の隠れスポット的な場所ですかね
木と竹の攻防戦を真下で眺めながら、一本道を歩いて行く
ううむ…
雨降ったら終わりだなここ
もうちょっと通り道っぽくしてくれてもいいんじゃないでしょうか
いや、通り道っぽくとは言ったけど、こうじゃない
そうそう、こんな感じの道です
上か、下か
下は行き止まり臭がプンプンしているので、上ですね
ドンと構える立派な鳥居
天照大明神と宇迦之御魂大神
伏見稲荷の息がかかった場所であることは確かそうです
こんな道通ったっけな…
まあきっと通ったのでしょう(
(もう二年半前以上のことですから)
石灯籠の無効に流れる滝
白菊の滝
このあたりまで来ると、伏見稲荷の裏ルートですかね
神社参拝、気分はハイキング
ほお… こんな写真も撮っていたんですね(ぇ
これも一応道なんですかね…?
だいぶ標高も高くなり、迷えば厄介なことになりそうですが…
おっと… ここは…
頂上付近の、見慣れた鳥居に辿り着きました
ここに通じていたんですね…
せっかくなので、頂上まで登っていきましょう
到着
余談ですが、頂上まで登って地上に戻るまで、ざっと2時間と言われていますが…
慣れればあっさりと登って降りれるものです
(スクショは別の日に登って降りたもの)
四つ辻の辺りまで戻ってきました
やっとここで、本命のお昼ごはんです
さて、降りましょう
毎度毎度、氷の妖精を連想するこの社名
カエルを凍らせて釣るのでしょうか
久々に渡ったこの橋
伏見稲荷にも春の伊吹が差し掛かろうとしている
と、伏見稲荷の探索が終わったので、外に出ます
こちら、伏見駅の前にあるランプ小屋
説明はこちらをご覧になって下さいな (丸投げ
ここで気になるワードが「旧東海道本線」
そう、今では膳所、大津を抜ければ新逢坂山トンネルを潜り山科駅、山科から東山トンネルをくぐれば京都駅に到着します
こんな感じです
(見えますかね…?)
ですがそれは東海道本線が1921年に馬場(現膳所駅)~京都の路線を付け替えた後の話…
実は、それ以前の馬場~京都はもっと南に迂回したルートを通っていました。
それがこちら
もっと見にくい
先程の膳所があった場所から黒い線が大津あたりを経て、グオォォっと左斜めに南下しているのが見えますかね…?
そやつが旧東海道本線です。
開業時はこっちのルートで走っていたのですが、大正時代になると輸送力強化のため、この大回りなルートを短縮化することになりました。
それでできたのが、現東海道本線、そして残ったのが旧東海道本線
当然ながら、旧東海道本線は抹消されてしまったわけですが、なんとその跡地と現在の地図を照らし合わせてみると、面白いものが見えてくるんです…
それがこちら
膳所の辺りから現大津駅の南を並走し、そのまま一気に南下した旧東海道
現在はその上を名神高速道路が通っております
更に、京阪京津線の大谷~追分間もこの旧東海道線跡を利用しています
(1932年に国道1号線の拡張工事が行われたため、従来の併用軌道から専用軌道への付け替えが行われました)
更に更に、現稲荷駅の南からは旧東海道をJR奈良線が走っているではありませんか
走る車両はすっかり変わってしまいましたが、今でもそこを走るものがいます…
このランプ小屋はそんな布石の存在を示す、大切な遺構なのでしょう…
この付替え工事が1921年
奈良線京都~奈良開通が1896年
ここである疑問が生まれます…
その答えは次回の記事で詳しく説明するといたしましょう…
(偶然にもリンクしたので)
ヒントは「京都から南下」です
さて、恒例の脱線劇はここまでにしておいて…
このあたりは京アニの作品である「たまこまーけっと」の舞台にもなっています
キリスト教カトリック系のミッションスクールで、幼稚園から短大までが合体した総合学園です。
たまこまの主人公たちが通う学校のモデルになっています
(女子校なので、撮影の際はくれぐれも怪しまれないように…)
また、レンガ造りの建物で、中々古い歴史を持っていそうな建物ですが…
また、周囲にも「師団街道」と呼ばれる通りや、「師団橋」と呼ばれる橋があり、最寄り駅の藤森駅も昔は「師団前」という名前でした。
聖母女学院の他にも、龍谷大学や京都教育大学、京都府警警察学校が陸軍用地跡を利用しています。
(地価が安かったんですかね)
これぞ、京アニクオリティ
春には綺麗な桜並木と化します
映画のパンフにも使われています
まだプレミアムな車両を連結していない8000系
遠くには伏見城が見えます
大抵の城の場合は、城跡を活用した模擬天守型博物館ですが、これはただの遊園地のシンボルに過ぎません
あれです、浦安ネズミーランドのシンデレラ城的なあれです(蹴
元々は近鉄さん主催の「伏見桃山キャッスルランド」というテーマパークのシンボルとして建てられたのですが、テーマパークは開園から39年の2003年に閉園となりました。
その後、市の意向により城だけ残されています。
京都市では珍しい天守となっているので、ある意味京都のシンボルと化しています。
二灯のライトが眩しい
2400系に揺られて帰りましたとさ。
とまあ、今回の記事はここまでとなります。
長すぎはしませんが、短くもなかったですね(4500文字)
次回の更新はいつになるのやら
出来るだけ早く更新したいですね
(そういって今まで何度裏切ったことやら)
最近、文章を考えるのが面倒になってきたのか (それとも思い浮かばなくなったのか) 、雑な記事になっていますね…
まあ、いつか復活することを願って書き続けましょう
(きっとなまっているのさ)
次回は予告通り、最近の出来事から一つご紹介
本記事にも出ましたが、鉄道関連となりそうです。
(関西の私鉄ファン必見…!?)
サクッと読める記事が出来上がればなと思っています
(サクッと食べれる生地が食べたい(唐突 )
では、以上