華の修学旅行 ~その壱 雲の向こうまでtake off、赤い灯に照らされて~
どうも、気が付いたら選挙のはがきがうちにもやってきていた既望路です。
正直、「ここに入れたい」という政党が無いのが現状で御座います…w(
(選挙ポスターも全員詐欺師にしか見えないんですよね…)
まあ、少しでもマシに、そして改悪にならない程度の政治に期待して投票します。
(根本的問題が解決できない以上、どうあがいてもその場しのぎでしょう)
折角与えられたのだから、きちんと答えてこようと思います(何を
というわけで、本編へと参りましょう。
(どうせこの前書きを含む記事が公開されるのは投票が終わった後のことでしょう)
今回の記事は高校生活の中でも一大イベント
まだ選挙権も与えられていない、そんな若き日の我々の高校生活でも欠かせないであろう行事です。
それが修学旅行です
今回はその修学旅行の記事を綴ると致しましょう。
修学旅行の行き先といえば…?
著名な学校を例にいくつか挙げて行きましょう↓
~桜が丘女子高等学校~
(けいおん! より)
京都ですね。
131m級の大根です
因みに京都では法規制により60m以上の建物は鉄塔や煙突と同じように、赤と白にしなければいけないと決まっています。
(それが故の大根)
~七森中学校~
(ゆるゆり より)
京都ですね
前回の記事でも登場した清水寺です。
~桜才学園~
(生徒会役員共 より)
京都ですね
金閣寺もここ最近は行っていませんね
ここも京都の代名詞です
~陵桜学園~
(らきすた より)
animate京都三条店、 京都ですね
因みに今でもシーズンになればなぜか修学旅行生で賑わっています
(京都に来たんだから、観光地回れよっ!!!)
まあ、何が言いたいか、そしてこの後どう続くかもある程度ご察しでしょうが進めます。
ええ、修学旅行と言えば京都・奈良ですね!!
という訳で私たちの修学旅行の行き先も京都と奈良っ…
とはなりません。
まあ、京都・奈良なんて県境超えればすぐですし、自転車で行ける場所です(
既に京都は春の遠足で行っています(
大阪にとって京都奈良は手近な観光地なので、既に軽い催しで何度も訪れています…w
関東圏の高校ではどうなのでしょうかね
やはり京都奈良が定番となるのでしょうか
関東が京都・奈良なら、関西は鎌倉・日光だ!!
とも行かないのが現実
じゃあ結局どこに行くんだよ!
それは物語が進んでからのお楽しみということに致します(ぇ
ええ、散々引っ張っておいて後回しですよ
(だから読みづらいんだよ)
まとまると、「修学旅行に行ってきました、行き先は後程」の一言に尽きますね
ただただアニメネタを入れたかったが故のグダグダ
いつものことなので、悩んでも今更です、もう手遅れです。
さて、至極無駄な準備体操を終えたところで今度こそ本編へと参ります。
では、どうぞ!
2014年11月18日
京都旅行から僅か3日後のことです…w
時刻は午前5時
慣れないキャリーバッグを引きずり、黄ばんだ星空の下を進みます。
始発列車に乗り込み、環状線を回る回る。
パワーループ編成でした
せっかくなのでこいつも一緒に
遠くにあべのハルカスが見えます
徐々に夜も明け、新しい一日が始まります…
環状線から乗換え、やって来た先はこちら
南海新今宮駅で御座います。
学校へ向かわず、南海電車に乗った時点である程度察しはつくでしょう…
折角なので、少し撮影タイムと行きます。
(なんだかんだでほぼ初撮影の南海)
いい味が出ているコルゲート
魔改造の軌跡(黙
あの運転台が気になりますね…w
南海の顔、ラピートこと50000系
(ブレ…)
相変わらず、ロボットみたいな顔です。
金剛行きデース!
戦艦金剛の名の元となった金剛山の方へと向かいます。
先ほどのラピートが帰ってきました。
先ほどのは送り込みで、こやつが営業運転のラピートです。
一日の中でも稀な快速タイプ、「ラピートα」です。
(難波~天下茶屋の3駅を出れば泉佐野~関西空港の3駅までノンストップです)
現在は早朝の下りに4本、夜の上りに6本だけ運行されています。
隣にいたモーター好きがこれに乗って関西空港へと一足先に向かいました
(いつからいたんだ)
特急課金をしてリッチに関西空港に向かうモーター好きを見送り、空港急行を待ちます
こやつは南海12000系
結構新しい車両です
ざっと1時間撮影をしたところで定刻通りやってきた空港急行関西空港行に乗り込み、終点駅を目指します
車窓からみる岸和田城
岸和田のだんじりともなじみ深い城です
廃藩置県と共に廃城になりました
在来線最長の関西空港連絡橋を渡り、終点へー
途中、JR特急のはるかとすれ違い
(線路の持ち主は関西空港)
終点駅に到着!
関西空港にやって来たのは4度目ですかね
ラピートが難波へ向けて発車します。
連なる丸窓が電車とは思えないですね
改札を出て集合場所へ
さてさて、どこへ向かう
集合場所に到着し、諸注意を聞く
そしていよいよ出発です。
荷物がスーッと流れて行きます
かわいい顔のウィングシャトル
新交通システムですが、分類としてはエスカレータなどの部類に振り分けられるそうで
デカい飛行機がいますねぇ
B777だそうで
航空マニアでもあるモーター好き曰く、この3つの車輪が特徴だそうで
搭乗開始時刻までまだ少しあるので、しばらく暇を持て余す
こうもデカい機体を間近で見ると胸が熱くなりますね…w
約1時間ほど待たされた後、いよいよ搭乗開始です
ポンとスタンプを押され、いざ空の旅へ!
これで行き先は海外確定ですねw
つい数年前初めて本州を出たばかりだりだというのに、いよいよ国境を超えちゃいます…w
飛行機は空港内を旋回…
じれったいですね…w
「チェジュ航空」
韓国の格安航空会社だそうで
機体はB737-800
だからどう、という説明をするほど航空関係の知識は持ち合わせておりませぬ…(
(800ってのは800番台的なものでいいのだろうか)
バスにせよ飛行機にせよ、写真はパシャパシャ撮りますが、肝心のお勉強は疎かにしています(
(え?鉄道もほとんど無知だろって? 世の中には言っていい事実といけない事実がry)
この間もメープル氏から懇切丁寧に207系の番台の来歴と違いをご教授頂きましたが、スッポリ抜けとんだ次第であります(
「エアプサン」
こちらも韓国の格安航空会社
エアバスA321-200
素人目には何が違うのやらさっぱりな訳で( (
まあ… たくさんいます (説明放棄)
奥にいるピンクの飛行機がラブイブの「Wonderful Rush」のPVに出てくる飛行機を彷彿させますね…w
まあ、こちらの期待はB787らしいですが
因みにWonderful RushのPVに登場する空港は一部関西空港がモデルになっています
ちょっとした飛行機の展覧会も終了し、いよいよ飛行機は空へ
おぉぉぉぉっ…
ついに、初めてこの地から文字通り飛び立つ日がっ…!!
おぉぉぉぉっ!!
飛んだっ!! ( (そりゃ飛行機だから飛ぶだろ
先ほど渡った、関西空港連絡橋が眼下に見えます
(強風の時はあの上で列車が立ち往生しているんだなぁ…)
あそこに見えるのは泉佐野市の辺りでしょうか…
機内には私と同じく初フライトの人も多く、阿鼻叫喚の巷と化していました(
(恐怖で涙を流す者まで…ww)
そんな阿鼻叫喚の絵図を見て笑っているのが私。
とことん性格の悪い野郎です(
曇っているのが残念…
遠くには金剛山地が聳えています
これはどこの埋立地でしょうかねぇ
大阪は埋立地を作りまくって、面積最下位の座を香川に押し付けたような都道府県ですからね(
遠くに浮かんでいた雲が目の前に…
小さなころはこの雲見上げ色々空想をしていたのでしょうきっと
雲を抜けるとそこは… 空だった
こうしてみてみるとモフモフしていそうですね
(コーヒー一杯で一回モフモフできるのでしょうか)
ただただ雲しかない世界がずっと広がっております
別に天国のような楽園も無ければ、光の妖精族-アルフが住まい、妖精王オベイロンに謁見できる伝説の空中都市もありませんでした。
まあ、会いたくもありませんが。
ここは四国のどこかでしょうかね
山が続いています
冷蔵庫の中で眠っていたトマトのようにしわを寄せる山脈も飛行機ならではの光景で
(展望台や山頂からでも、山を上から見ることは中々難しいことで)
爆発数秒前(違
ポテチも良い具合に膨れています…ww
さて、この味噌汁を零したような風景はどこでしょうか…
(白く見えるのがお豆腐)
日本は本当に広いものです
九州のどこかですかね
Googleマップで丹念に調べれば見つかりそうです
それにしても地球は丸っこい
こんなバカでかい球の上の、ほんの一角で過ごしているんですねぇ…
機内食はチキンでした
(誰がチキン野郎だ)
味は悪くないですね
ちなみにもう片方はフィッシュでした
先ほどまで球の表面にこべり付いていた雲がいつのまにかこんな近くに
先ほどの雲とは違い、低反発素材を使用していそうな雲です(
そして雲に突っ込む (なんでやねんっ ( (違
普段はお目にかかれない、雲の中の景色は中々面白いものがあります。
こんな光景が真上に広がっているんですねぇ…
そして着陸っ
またしても機内は阿鼻叫喚の巷
相変わらず笑っている野郎がここに一人
あぁ、面白い(
いや、飛行機に限らず列車やバスでも異様に揺れると口角が緩みます(ぇ
やっとこさ到着です。
ナンバープレートが異国臭溢れます。
出発時間は日本時間で11時半
到着時間が日本時間で13時半
ざっと2時間のフライトですが、時計のずれは1時間
時差はややこしいですね
日本より西に位置する、時差が一時間の国は…
・香港
・台湾
・中国
・オーストラリア
・フィリピン
以上の国々
この中でも比較的訪れやすい国と言えば…
台湾ですね
世界有数の親日国でもある台湾
ここが今回の修学旅行の行き先で御座います。
まさか修学旅行で海外とは…
最初聞いた時は驚きました
(だってアニメじゃみんな京都だし)
ちなみに223系好きの学校は沖縄へ行ったそうで
(本人はゆいレールに揺られていたそうで)
これから4日間は沖縄よりももう少し南西に位置する、台湾にて過ごします。
台湾、台湾と言いますが、国名は「中華民国」です。
まあ、国土の99%が台湾本島なので台湾とも呼ばれますが
中国本土(中華人民共和国)との関係は言わずもがなの事でしょう。
そんな中華民国、台湾の文化を学ぶという名目での修学旅行
折角なので色々と楽しんできます
では既に1/8程過ぎましたが、どうぞ
国が違えば乗り物も異なる…?
頑張り次第ではセレガでごり押しできそうなバスですね (頑張らんでええ
この[km]と書いてあるロゴは何でしょうかね…
後ろにもkm…
心なしかKM観光に塗装が似ているような…
そんなごついバスに乗って移動開始です
(本音を言えば鉄道が良かった)
窓汚ねぇ…
313系もびっくりです
ずっと黄ばんだフィルタを通しての景色しか見れませんでした(
到着した先はこちら「九份(きゅうふん)」です。
台湾の有名観光地だそうで
知っている漢字ですが読めはしない。
こんなところに日本車が
世界で活躍する日本車を見ると不思議と誇らしい気がします
友人曰く、トヨタのカムリだそうで
天気は生憎の雨、この時のために作ったカメラ用カッパを装着して撮影です。
日本とはまた違った雰囲気が漂っています…
遠くの景色はちょっとした港町を彷彿とさせますね
感性が少しズレているのか、人が寄り付かないような場所ばかりに足を進める
この辺りは階段が非常に多く、RPGの迷路のような場所です
(奥からゾンビとか出てきそう)
ん…?
シャベルの準備…? ハッ!!…
一眼で撮りたい景色です
奥から出てきそうですねぇ…
え、何がって そりゃメグn…(ry
そんな巡ヶ丘高校ゾーンを後にして、賑わっているメインの九份へ戻ります。
こちら、メインの九分(いちいち手書きするのが面倒に)
怪しい賑やかなお店です
ここ九分はジブリで有名な「千と千尋の神隠し」の舞台と言われています。
こんなシーンありましたかな?
ジブリの映画をまともに見た記憶がほとんどないので私は知りませんが(
ポツポツと灯る明かりがなんとも綺麗で
視線を少しずらす
山の上に作られた独特の空間
元は僅かな人しか住まない場所でしたが*1、金が発掘されるということから日本統括時代にその最盛期を迎えました
やがて金の採掘量が減り徐々に廃れていきましたが、映画の舞台になったということで一気に観光地化
現在でもそのどこか懐かしい面影が人気の理由だそうで
国が違えば標識も異なる
せっかくなので友人に便乗して、から揚げを購入
日本の味付けとは大きく異なり、非常にスパイシーでした。
そして骨付き
あちこち探索していると、ところどころ日本語も
やはり今でも昔の日本の面影が残っているんですね…
って、うわーお
思いっきりナウな日本じゃないですか
一瞬、近所のスーパーかと思いましたよ
200円と書いていながら80元で回せるというのもなんだか面白い
現在のレートで言うと240円だそうで
夜も深まり、九分の町は赤く照らされる
異国の地で迎える夜
その夜空は日本で見上げた空と同じ
国境なんて政治経済上の区切りでしかないんですね…
日本では味わえない、新鮮さとちょっとしたドキドキ感を味わえた、そんなひと時でした。
九分観光を終え、帰りのバスに乗り込み夕食へ
流れる車窓はやはり漢字ばかり
文化の違い一つでここまで大きく街の様子が変わるんですね…
文化の重みを感じます…
そしてどこか日本の風景が懐かしく感じることも…
早くもホームシックでしょうか?
しかしまだまだ一日目
バスは異国の空気をまとい、夜の台湾を抜ける…
そんな颯爽とした台湾の街並みに
_人人人人人人人_
> 突然の
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
いやぁ…
噂には聞いていましたが、あるんですねぇ…w
そんなちょっとした既視感を味わいながらもバスは夕飯を食べるレストランへ到着
あらかじめ決められていた班で食事を頂く…
謎の肉
なんの肉かは分かりませんがとにかく口へ
味は覚えていませんね( (
たまねぎ… ですかな?
主食はチャーハン
この時は本場?のチャーハンということでパクパクいただけました
そう、この時は…
たくさんご飯を食べたら、〆はやはりフルーツですね
外国のフルーツといえばなんでしょうかね…
やはり南国に近いということもあり、マンゴーやバナナなんてものが出るのでしょうか…
そんな期待する我々の前に現れたのは…
> トメィトゥ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
純粋なまでにトメィトゥ一色でした
しかもこのトマト、甘いのと酸っぱいのがある…
ちなみに酸っぱいと思わず吐き出すほどで( ( (
トマトを吐き出した友人にこの料理名を聞いたところ
「赤の孤島」という作品だそうで
中にはトマト嫌いの人もおり、苦痛の表情を浮かべていましたw
私はどちらかというとトメイトゥは好きな人間なので、問題は無かったですが
そんなトマトで〆る外国の夕飯を頂き、我々はホテルへ
再びバスに乗りホテルへ…
_人人人人人人人人人_
> セブンイレブン <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
台湾の車窓は中々楽しませてくれます…w
旧ロゴタイプが懐かしいですね…
そんなこんなでホテルへ到着
おぉぉ… 広い広い
わぁお… デカイデカイ
お値段は考えません。
考えちゃいけない気がする
今日は始発から列車に乗って、南海を撮って、飛行機を撮って、初めてのフライト、初めての海外、九分の探索、初めての台湾料理…
色々と濃厚な一日でした
これだけ動けば疲れもどっさり…
本日はフカフカのベッドでぐっすり眠ると致しましょう…w
ええ、忘れていませんよw
なんだかんだで彼女も、ものすごい距離を旅しています…ww
就寝時間を1時間以上過ぎても耐えることのないルームメイトとの会話
寝る前になんて話題を話しているんだ…w
お時間があればどうぞ
(怖くて見れない、という人は5分頃からどうぞ)
そんな他愛もない雑談を交わし、眠りにつく
異国でも同じように時は流れ、睡魔もやってきます…
そんな濃厚すぎる一日目を終えた修学旅行でした。
残るは3日
まだまだ物語は続きますよ。
というわけで今回はここまでとさせていただきます。
今回もえらい長い文章となりました…w
さすが丸一日
早朝から日付が変わるまでじっくりと綴った一日目でした。
次回の記事は何事もなければ予定通り、二日目の記事に移ります。
二日目もなんだかんだでネタはあります…w
この記事を通して台湾の原風景を少しでも感じ取っていただければ、頑張って写真を撮って、記事にした甲斐があります
(このブログに掲載するために撮った写真も少なからずあるわけで)
次回も楽しんでいただければ幸いです!
では、以上!
*1:元々は9人だけで、九分の名前もここに由来