どうも、またまたバイトに落ちた既望路です。
どうやらあふれ出るコミュ障オーラは包み隠せないようです…( (
果たして、夏の遠征には行けるのでしょうか…
ちなみに次の夏は新潟辺りを予定しています。
(狙いは115系と快速485辺りです)
幸い、8月の頭から9月の中旬まで休みがあるようなので、時間だけはありそうです。
というわけで今回もちゃっちゃといきましょう
どこで区切るか悩んだ挙句、最後まで突っ走ることを決意しました。
今度こそ、大きな脱線をせずに行きたいですね
(狩勝実験線程度には抑えます(ぇ )
前回は鞍馬山を登って降りました。
それだけです。
(なのにあれだけの文章量)
では、どうぞ!
行きに乗った列車と同じ車両が駅にいました。
確か出町柳~鞍馬は日中4本で動かしていたような気がします。
さらば、鞍馬!
またいつかの秋に
紅葉が綺麗です。
窓にも映る
赤と緑
あのトンネルをもう一度
山を抜け、徐々に市街地へ入る叡電
静かな街の中をコトコトと進んでいきます。
秋の徐行運転も叡電名物
可愛い女の子のイラストに惹かれて撮ったのは言うまでもない(黙
終点出町柳に到着です
鞍馬にもあった有頂天家族
京都を舞台にした作品だそうで
(見たことは無い)
今回も2200系でした。
中には1964年に作られた車両も混じっています。
京阪線に揺られ、三条へ
駅から徒歩数分、向かった先はこちら
一言で言えば漫画の博物館ですね。
この日は文化の日の影響か、入場料がタダになっていました
ありがたいですねw
さて、なぜわざわざ向かったのかといいますと…
こちらのパネル展がお目当てです。
彼女たちは京都市営地下鉄のPRキャラクター(と京都国際マンガryのPRキャラクター)です
京都市交では彼女たちのイラストが描かれた乗車券などを販売したり、色々と気合を入れて応援していますw
彼女たちの誕生の経緯などもしっかりと記されていました。
京都市営地下鉄といえば初乗り運賃が高いことで有名
(初乗り運賃210円)
そして終電も早くに出てしまうこの会社、かなり厳しい状況に置かれていました。
京都と言えば歴史の町。
土を掘れば文化財がこんにちは
そんなところに地下鉄を作ればどうなるか…
あっちで茶碗がほいほい、こっちで道具がほいほいと
何かにぶつかる度に工事を中断して、発掘作業…
こんなことを繰り返していれば当然、工費もぶくぶくと膨れ上がっていくわけで
そのお値段なんと9500億円っ!
莫大すぎて想像できない額ですね… というわけでこちらをご覧ください
・東京スカイツリー:650億円
・あべのハルカス:1300億円
・東海道新幹線:3800億円
・青函トンネル:5384億円
あの青函トンネルをも上回る工費です…
京都の地下を走る30kmの鉄道にかける費用としては中々のものだと思います…
(ほんとは他の地下鉄で対比したかったが、データが少ない…)
そんな苦境の中、京都市営は様々な計画でこの境地から脱出しようとしました。
その数多くの計画のうちの一つが「PRキャラクター」でした。
プロのデザイナーさんに頼むこともできない予算不足で、デザインを手がけたのは職員の家族さんだそうで
彼女たちの人気は徐々に上がっていき、ついにはプロのデザイナーさんによって新たに書き上げられるようにまでに成長しました。
最近は収入も徐々に増えて行き、金曜日に限っては終電を30分延長することも可能になりました。
今の京都市営は彼女たちや、職員達の地道な頑張りによって成り立っているんですね
京都の観光地を合わせたポスターも気に入っています。
まるでアニメのような描写の彼女たちですが…
なんとアニメ化も決定しました!!
詳しくはこちらをどうぞ
スポンサーには一部の人に人気の駅メモも入っていますね
スマホとやらを持たない私には縁の無いアプリですが(
更に驚きなのがこちら

「地下鉄に乗るっ」シリーズ 京・ガールズデイズ1 ~太秦萌の九十九戯曲~ (講談社ラノベ文庫)
- 作者: 幹,賀茂川
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/09/02
- メディア: 文庫
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ラノベまで出ています…ww
私はまだ購入していませんが、お金に余裕ができ次第、三条のアニメイトに直行しようと思います。
そんな「地下鉄にのるっ」のパネル展目当てで来た私ですが、せっかくなので中を探索してみました。
残念ながら館内は基本撮影禁止なので、写真は撮っていません。
時代ごとに並べられた漫画で自分の世代の漫画を懐かしんだり、様々な漫画を紹介するコーナーも
ぎっしりと詰まった漫画はどれも読み放題
多くの人が漫画を読んで、くつろいでいたのが印象的でしたね
個人的に衝撃的だったのは漫画の紹介コーナー
こんなにもあるんだ、と思うぐらいに色々な漫画がありましたね…
その衝撃的だったというのが同人誌の紹介コーナー
俗に言う薄い本ですが、R18ものでしたね(蹴
(けいおんの律×澪ものでした、流石京都)
流石マンガミュージアムを名乗ることはありますね…w(
一通り回り終えた後は入り口付近で少しお買い物
お気に入りの絵師さんのポストカードを一枚購入して次の場所へ
地下鉄に乗り次に向かうは京都の東の方、東山駅
市営の駅はこんな感じです。いいぞもっとやれ
こちらは二条城、地下鉄二条城前からお越しください
地上に出てしばらく歩く
金剛寺デース
今回は行きません。
向かった先はこちら
デデドン
大きな鳥居が目印の平安神宮です。
こちらの鳥居は昭和3年に建てられた鉄筋コンクリート造の、大鳥居です。
日本三大大鳥居の一つにもはいる大きさで、高さは24m
この下をバスがくぐっていきます。
ちょっとした市バススポットですね
でかいでかい
あの鳥居の下をくぐりぬけた先は平安神宮
出迎えてくれたのは応天門
応天門の変*2が起きたのもこの平安大内裏の応天門の前で起こりました。
中は中々の広さ
ですが、これは平安京遷都1100年を記念して1895年に作られた5/8レプリカです。
元々は本来大内裏があった、千本丸太町に作りたかったようですが、用地の買収に失敗し今の岡崎の地にあるみたいです。
レプリカといえども立派な神社
平安遷都を行った桓武天皇と平安京で過ごした最後の天皇、孝明天皇*3を神様として祭っています。
枝垂桜が綺麗な春が見どころですかね
こちら入り口から見て右寄りから、大極殿を模した外拝殿へ目を向けたアングル。
これで気づく方もいらっしゃいますかな…?
手前の木まで一緒ですね
こんな感じで京都には東方の聖地が山ほど転がっていますので、興味のある方は是非一度いらっしゃって下さいな
さて、平安神宮に寄った後もまだまだ移動します。
と言ってもお昼ご飯をまだ食べておりません…
まあ、そんな余裕もないので無視します(
しかし、空腹による疲れからか不幸にも…
黒塗りの高級バスに衝突はしませんでした(黙
冷泉通り
先ほど永夜抄ネタが出たので、どうしてもうどんげが脳裏をよぎりますね
冷泉通りから東山通を経てやってきたのはこちら、西尾八つ橋本店…
の向かい側に位置する聖護院八つ橋本店
二つの老舗の本店がこう、向かい合わせに建っているのもなんだかおもしろい…w
八つ橋は江戸時代にここ、聖護院の森という… まあ細かい説明を省けばこの地で売られたのが始めでした。
ではどちらの店が始めたのか…
と疑問に思い軽く調べましたが…
八つ橋:1689年~
聖護院:1689年~
西尾:1689年~
さて、謎が深まるばかりですが、深追いはやめておきましょう…w
京都の土産として有名な八つ橋
個人的な三大八つ橋がこれ
・聖護院八ッ橋
・西尾八ッ橋
・井筒屋八ッ橋
「よく見かける」というそれだけの理由です(コラ
あくまでも味に疎い私の個人的な感想ですが…
聖護院:伝統の味、純正を好む人におすすめ
西尾:味が豊富、若い女性におすすめ
井筒屋:食べたことは無い(ぇ。 妹曰く他二店よりは劣るとのこと
まあ、いくつか買って食べ比べてみるのがお勧めです。
(私ももみじ饅頭はそうやって買いました)
今回お求めなのがこちらの生八ッ橋
次回の章で必要になるアイテムです。
店の重圧感にビクビクしながらも、八ッ橋も購入
まだまだ回ります京都の町
近くのバス停でバスに乗り込み、東山通りを南下
それにしても酷い混雑です…
行楽シーズンで祝日ということもあり、観光客がぎっしり
ギュウギュウ詰めのバスの中、両足を床に付けることすらできませんでした…w
(かろうじて、首が微かに動くのみ)
流石にギブアップということで、目的の一つ前のバス停で降りました。
乗ってきたバスの後ろを見てみるとなんたること…
バスの後ろにバスが並び、その後ろにバスバスバスバス…
合計7台ぐらい並んでしました。
流石八坂神社や清水寺に隣接する東山通
そんな詰め放題で袋の中にぎゅうぎゅうと押し込められたお野菜の気分を嫌々堪能しながら向かった先がこちら。
と言いたいところですが一つ前で降りたので、少し離れています。
八坂の塔とも呼ばれています。
ずっしりと構えています
京都らしい風景です
京都と言えば東寺の五重塔で有名ですが、私はこっちの景色の方が好きですね
アクセスは東山安井のバス停で降りてすぐ
清水寺へいらっしゃる場合は是非こちらもどうぞ
このままズイズイと坂を上り、清水寺へと向かいます。
それにしてもすごい人だ
ここで転ぶと寿命が二年縮むと言われています。
▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああああ!!!!!
どこの環状線ホームやねん、と言いたいほどの混雑
一歩辺り、15cmほどしか進みません…w
恐るべし京都の有名観光地
金閣寺や銀閣寺も人気ですが、駅からのアクセスでは断然清水寺でしょう…
牛歩をも凌ぐ鈍さで坂を上り、やっとこさ清水寺へ
修学旅行の定番ですね
(私の修学旅行は… 次回のお楽しみということで)
こちらにも綺麗な赤い絨毯が広がっています。
燃える絨毯からほっそりとした大根がこんにちは
京都タワーです。
雲の隙間から漏れる光のカーテンが、京の町を黄昏色に染める
先ほど触れた東寺の五重塔もちょこんと建っています
こちらは京都駅から割とすぐです。
お堂に差し込む夕日がまた綺麗
清水寺には何度か足を運んでいますが、ここには一度も足を踏み入れたことは無いですね…
PCモニタ担いで乗り込みましょうかね…( (
紅葉のシルエットがよく映える
秋の景色が一番好きですかねぇ…
赤い紅葉が美しい…
赤く燃える紅葉に囲まれた清水寺
これぞ秋の京都
溜息が零れるほど美しい光景に、シャッターも休むことを知らず
日本に四季があってよかった
心の奥からそう思えます…
空はいつの間にか夕焼け色
人で混雑はしていますが、また訪れたいものです…
たくさんの感動を胸に、一歩一歩と坂を下っていきます
行き先は出町柳
ええ、まだ帰りませんよ
隣の祇園四条駅で下車し、向かった先は新京極
もはや迷うこともない道を進み、いつもの店へ…
この手の階段は意外と撮るのが難しい
ここと近くにあるらしんばんで少しお買い物…
それがこちらの商品達
・ごちうさのマウスパッド (爽やかなデザインに一目ぼれ)
・咲夜さんのストラップ (迷うことは無かった)
・文緒さんのクリアファイル (おさげが可愛らしい)
後はマンガミュージアムで買った(もらった)
・うちわ (これ目当てで訪れたと言っても過言ではない)
・ポストカード (RAIL WARS!の絵師さんでもあるバーニア600さんのカード。)
大きい画面で見たい人はこちらでどうぞ
後ろにはリゾートサルーン・フェスタも映っていますね
うちわが飾られ、卓上も賑やかに
(今はもっと進化していますが)
グッズを物色した後は再び三条へ
ここから京阪線で大阪へ…
まだ帰りません
地下鉄で終点の太秦天神川へ
更にそこからバスに乗って西へ西へ
向かった先は京都のはずれ、嵐山地区
向かったのはこちら
真っ暗ですね
黒い画像ではなくて、ちゃんとした写真です。
何秒か開放して撮りましたが、何も映らない…
街灯も無い道です
フラッシュを焚くとこんな感じ
こちらも東方永夜抄に出てきそうな風景ですね
こちら、嵐山の近くにある「竹林の小径」という場所です。
ライトアップを期待していったらこの有様だよ!
仕方がないので、iPodのライトを頼りに進んでいきます…
それにしても真っ暗です。
星明りすら差し込まない完全な暗闇です…
電気を消せばほら…
自分の手すら見えない…
まっすぐ歩いているつもりでも、気が付けば目の前が壁
次第に目を開けているのか開けていないのかすら分からない状態に
不思議な体験…
こういうの、好きですよ
普通は目が慣れれば次第と見えてくるものですが、光が一切ないここでは慣れてもわずかな光が無い以上何も見えないです…
向こうには… 腕を広げた金髪の少女が…
そうなのかー
これはただの危ない幻覚ですね(
とても不思議な時間でした…
(当然、こんなところに人がいる訳ない)
ちなみに期待していたのはこんな光景です↓
なんだか期待外れではありましたが、これはこれで良いものでした
山陰線を221系が抜ける (貴重な鉄道要素)
再び嵐山駅の前へ
嵐電嵐山は華やかです
折角なので渡月橋にも寄りました。
ご覧の通り、車用のライトアップがわずかに灯っているだけでした…w
バスに乗り込み、途中からは歩きで
夜の嵐電も中々カッコいいものです。
三条京阪から京阪の三条に乗り換え
最後はこの快速特急で今度こそ大阪へ帰ります。
ちなみに鳩マークで有名な8000系ですが、特急運用以外は黒幕になっています
帰りの特急では疲れてぐっすりと
起きたら見えたのは車庫
淀の車庫ならよかったものの、眼下に広がるは寝屋川車庫
ええ、乗り越しですね
フリーパスなので運賃の方は問題ありませんが、戻るのはちょいと面倒
これが快速急行ではなく特急なら、京橋まで連れて行かれたでしょう…w
守口市から再びUターンし、何度か乗り継ぎをした後に帰宅
早朝から続いた京都、今回も無事に終了しました。
今回出会えた光景は、今でもとても貴重な光景です。
秋を見て、感じて、魅了されて、心を揺れ動かされて
素晴らしい一日でした…
この翌年には受験のこともあり、紅葉狩りには行けませんでしたが
今年の秋は再び京都へと出向きたいものです
葉は花と同じく、四季によって様々な姿を見せてくれます…
そんな数多くの姿の中で、秋が一番好きだ。
今回の旅を経て、そう思えるようになりました。
今年の秋はどこへ行こうか…
期待は膨らむ一方です
と毎度ながらの長文お疲れ様でした。
そしてありがとうございました
ここまで色々と語ってきましたが、これをきっかけに京都に少しでも興味が湧いたのであれば幸いです。
京都は歴史はひっそりと生きている街
あなたもその歴史を肌で感じ取っては見ませんか…?
次回の記事は恐らく来月に入ってからとなりそうですが、次も楽しんでいただければ幸いです。
では、以上