初の吹田公開 ~君の普段見えない一面と、回る宝探し~
追記 2019/05/15
当記事は2014年の吹田公開を扱った記事になります。
ですので「u@tech 廃車」の検索から、間違って当記事へお越しになってしまった迷える子羊の方々は、当記事からお目当ての情報を得ることはできないかと思われます(
時間を無駄にされたくない方は「戻る」をクリック
別に構わん、ただの暇つぶしだ、とおっしゃる慈悲深いお方はそのままどうぞ
どうも、連休と言いながら休みと通学が一日おきにやってくることに連休の意味を問う既望路です。
日:休み
月:学畜
火:休み
水:学畜
木:休み
金:学畜
土:休み
解せぬ。
これでも6つ入れていた講義が4つほど休講になりました。
(休みたかったんだろうな…)
せっかくの休み、楽しまなければ損ですね
ということで本日も自室でブログの更新と勤しみます…( (
新しいお友達はできましたか?
私は進歩0です(
(そりゃ毎日昼休みに丘へ登って、一人飯食ってる野郎に友達なんてry)
というわけで本編へと参りましょう。
時期は2014年の11月1日
まだまだ青春真っ只中です。
この日は学校見学のため土曜日であるにも関わらず授業です。
狙っているのか、2013年もこの日でした。
昨年は大人しく授業を受けて帰る。
そんないつもより面倒な土曜日でした。
しかしもう今年は違う…。
終礼が終わるとともに教室を飛び出し、急いで駅へと向かいます。
(走っていくも数百mでギブアップ)
途中、吹田駅に真姫ちゃんの痛Tシャツに革ジャンを羽織る強者を見かけました(
そこから線路沿いに歩いて向かった先は…
吹田総合車両所です!
具体的には
湖西線や嵯峨野線、一部のバード*1の車両を管理する京都支所(近キト)
阪和線やきのくに線、和歌山線などの車両を管理する日根野支所(近ヒネ)
これらの親玉のような場所です。
ちなみに近畿圏の残りの路線(東海道本線やJR東西線、宝塚線など)は大体が網干総合車両所に分けられています。
まあ、そんなデカい場所の一般公開がこの日行われました。
そして突撃です。
時間が丁度吊し上げの時間だったので、まずはここへ
普段は見れないアングルから287系を拝む
向こうの方へと連れて行かれました。
「681・683系はこの仮台車に限る」だそうで
またまた戻ってきた287系さん
スカートの中もよく見えm…(自主規制)
ガシャン
装着完了
横の壁にはこんなものも…
165系なんていつの時代だ…w
20t強い(確信)
287系一両でざっくり40tだそうで
(そんなギリギリで大丈夫か? 大丈夫だ問題ry)
普段は見れない287系さんの一面をまじまじと眺めたところで外へ( (
こちらにもトラバーサーに乗った287系さんがいます
フォークリフトに連結器をくっつけたような車両とガッチャンコ
エロいとか言わない
ズイズイと奥に追いやられました
ズイ₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾ズイ
ここで同じく公開に来ていた223系好き、メープル氏と合流
手前のサンダー粉も気になりますな…w
(吸ったらサンダーバード中毒にでもなるのでしょうかね)
っ…!? め… めぐ姉…!?
じゃないです。
体質改善真っ只中の221系です。
なぜ221系の塗装って、なぜあんなにもハゲるんでしょうね…w
中間車独特の連結器
可愛らしい連結器で
っ…!? め… めぐ姉… じゃなくて体質改善中の207系です。
ここまでパッカーンと開いているとさぞ通気性も良いことで…
そして必殺ガムテープが大活躍
223系好きが調べてみたところ、Z23編成だそうで
今ではしっかりと改善されています。
このあと屋根まで走った
マップ片手に構内を探索
中々厳ついミニSL
D51-211は元々兵庫県神戸市にあった鷹取工場で初めて作られた蒸気機関車らしいです。
細部まで凝られた武骨な容姿に痺れますね…
ちっこいSLが引く客車にはちびっこがいっぱい
ちっこいSLが走る線路沿いには大きなお友達がいっぱい
みんなで流し撮り大会…(
(しぼりの値がF8までのデジカメ勢の私は撃沈)
なんだかおいしそうな部品がいっぱい置いてありますな…( (
ほほう…
休憩室として展示されていた683系をいやらしいアングルで一枚
スノープラウらしきものが奥に見えますね
さすが雪の国、北陸
そんな立派なスノープラウをつけた彼の行き先は「特急しらさぎ 敦賀」
北陸トンネルでなにかあったんですかね…
そしてエンブレムは「サンダーバード」
W編成仕様のしらさぎというのも中々のネタですかね…w
初の特急車両乗車を果たし、再び探索へ
まあ、当時は体質改善なんていませんでしたが
細部まで嘗め回すように眺めます(黙
東芝製の箱
さて、これが何の箱かはモーターの類にもっぽう弱い私には分かりませぬ(
界磁添加励磁制御…? はぁ…( (
吹田公開の目玉でもある展覧会
せっかくなので一つ一つ見て行きましょう
トップナンバーが何両かいる221系
未更新も着々と数を減らしています(そのはず)
中間車
ここまで汚れていると汚れていない部分の方が気になります…w
事あるたびに引っ張り出されるクモヤ145
1052の数字がクモヤ145-1052の意味ならばこれは「元クモハ100-40」となりますね
かつては武蔵小金井電車区(現在は豊田車両センターに統合?)に配属されていたみたいです。
彼も昔は中央線快速として東京の地を駆けていたんですね…
ある意味103系より貴重かもしれません…w
当時はまだ普通にいた
そしてまさか683系で置き換えられるなんて思いもしなかったであろう381系
またしてもクモヤ145
これはクモヤ145-1126であれば元「モハ100-158」になりますな
彼も総武線などの路線を駆けていたのでしょうか…
東京や千葉の車両が姿を変えて、こうやって今も残っていると思うとなんだかクモヤの有難味も増しますね…w
こちらで試運転幕を掲げるのは
(ユーちゃん改めローちゃんにはならないです)
斜めからみるとこんな感じで
手前は元マリンライナーの213系、奥は223系9000番台*3という中々迷要素あふれる車両
新型ATSや台車、東芝が開発中の永久磁石うんぬんなど新装備をガンガン乗せて試験走行しまくっている車両だそうで(どんどん載せて、いい気持ちぃ)
車内には大量の機器が設置され、様々なデータを採取しています。(データもばっちりね!)
そして、それでもって130km/hの高速運転もできちゃいます。
そのための223系と213系です。
(なので「出発進行よ!ってやだ、私が一番遅いって…お、置いてかないでよ~」ということもないでしょう(いい加減黙れ) )
たまに東海道本線で試運転をやっています。
さらにお隣には亡き183系がいました。
幕は「文殊」
新大阪ー(福知山線)ー福知山ー(KTR宮福線)ー宮津 で運行されていた特急列車です。
そしてなんと彼…
私が初めて撮影した183系B63編成じゃありませんか…っ!
引退後にこうして再開できるとは思いませんでした…
引退後も最後まで福知山に残っていた彼
最後に廃車回送されたのも彼だったので、これが最期の姿だったでしょう…
まさかの幕回し…っ!
「はしだて」は
京都ー(山陰本線)ー福知山ー(KTR宮福線)ー宮津ー(KTR宮豊線)ー天橋立ー(〃)ー豊岡 で今も運行されている車両
「まいづる」
愛称名の由来は終点駅名より
こちらも現在は287系などによって運行されています。
どんどん懐かしいものが出てきます…
「たんば」
京都ー(山陰本線)ー福知山 を結んでいた列車
需要あるのか…?
まあ、現役時代は「まいづる」との併結がメインでした。
「きのさき」
愛称名の由来は終点の城崎温泉より
今でも287系で運行されています。
城崎温泉へ政務活動費を不正に支出したい方はどうぞ(
キタキタ本命です
「北近畿」
新大阪ー(福知山線)ー福知山ー(山陰本線)ー城崎温泉 で運行されていました。
今は愛称名を「こうのとり」に変更して運行しています。
北近畿の愛称名はその名の通り、「こうのとり」は兵庫県が育成に力を入れているコウノトリより
こちらも城崎温泉まで運行されているので、政務活動費をry
中々美味しいものを見れたところで、お待ちかねのデザートです
すっかり寂れていますが、JR西日本最後の急行として残った「きたぐに」で有名な583系
(幕は雷鳥ですが…w)
こちらも幕回し
側面の方が面白いということでこっちが回りました。
懐かしの急行きたぐに…
大阪ー(東海道本線)ー(北陸本線)ー(信越本線)ー新潟 で運行された急行です。
こちらも亡き「雷鳥」
今はサンダーバードがその役割を担っていますね
(もう富山までは行きませんが…)
雷鳥が神戸まで運行されていた時代があったんですね…
一気に飛んで、シュプールです
神戸からほくほく線経由で越後湯沢まで運行されたシュプール急行だそうで
姫路から長野だそうで
大阪から青森まで結ぶ運用で、ねぶた祭りなどの時期に運行されたそうで
とても面白い幕回し
旧車両の幕回しは宝探しのような、そんなドキドキ感があります。
振り返るといたのは683系
先ほどの変態アングルで撮影した683のもう片方です。
お隣には485系と381系
こうして並べてみると、同じ国鉄色でも色あせがよくわかりますね
かつての雷鳥
今のサンダーバード
歴史を感じる並びです。
そしてお隣には彼も
すっかり寂れてしまったスカブル塗装
量産機第一号
阪和線での役目を終えた後、ここでずっと眠っていました
が
昨年あたりにオレンジ色に塗り替えられて、京都の方へ…
そう、今では立派な京都鉄道博物館の展示物です。
(最寄り駅に普通に走っているんじゃんとか言わない)
この間オープンしましたが、私はまだ行っていません。
ほとぼりが冷めたころに一度行こうかと思います。
(市バス乗り放題定期券は強い(確信) )
そのときに彼がどんな姿に生まれ変わったのか
この目でじっくりと観察しようと思います。
どこにピントが合っているのかわからない2ショット
歴戦の老兵の切れ端と魔改造車
こちらにもいましたクモヤ145
回9750… これは違いますね…w
車番を拡大すると「クモヤ145-1007」ということがわかります。
ということは「元クモハ101-98」となりますね
彼も中央快速を担っていたのでしょうか
構内の様子
先ほどの221が紀伊まで延長されていました…w
(そんなところに行ったら、一瞬で塗装禿げるぞ)
出口付近にいた太古の深海生物のような列車
彼は戦前の1936年に製造された52系電車
当時はやっていた流線形スタイルを取り込み、「魚雷型電車」と呼ばれたそうな
(鉄道省の52系電車さんはお利巧なのでち)
そして世間では「流電」(流山線はお帰り下さい)の愛称で親しまれた彼がいまもここに残っています。
車番は52001、恐らくトップナンバーでしょう。
川崎車輌で製造、京阪神地区を駆け抜け、戦火をもくぐりぬけ東海道を走り続けた。
阪和線や飯田線を転々としながらも廃車までの42年走り続けた。
そして今は国鉄関係者の尽力もあり、こうして吹田の地で保存されている訳であります。
ちなみにリニア・鉄道館にももう一両、52系が展示されています。
鐡道省のプレートもしっかりとあります。
歴史を感じる右読み
ちなみにこの茶色は117系や221系、そして223系や225系にもしっかりと受け継がれています。
(帯の中をよく見るとこの流電の色がしっかりと残っています)
そんな博物館のような吹田総合車両所を一通り探索し終え、外へと出ました。
ここから吹田駅に行って、帰宅…
という流れではないんですよね…w
(まだまだ終わらない)
吹田に来たからにはここも寄っておかないと…
向かった先はこちら、吹田機関区です。
吹田総合ryのお隣にあります。
柵の間から色々な機関車が見れます。
完全なる盗撮アングル( (
徐々に普及し始めたHD300もいます。
ワムとゼロロク
渋い並びです…
ぬこ
こうして3人でのんびり沿線を歩いていると…
一つとなりの駅、岸辺に到着
せっかくなので、沿線で少し撮影…
といっても流石にこの暗さじゃ厳しいですね
(写真は地味に207系の先行試作車)
貨物もやってきます。
吹田貨物タが横にありますからね
さすがにもう無理
(新快速播州赤穂行きも今では少しレアに)
振り返ると阪急の正雀車庫
なにかいますね
ぐるっと回ると2300系がいました
阪急の非表示幕車は顔がレトロな雰囲気で好きです。
どうやらイベント公開用に残しているようです
最後は近くのスーパーにあったフードコートでたこ焼きを頂き帰宅です。
来年はどんなものが見れるのか
楽しみがまたひとつ増えたようです。
初の吹田総合車両所見学、そして二度目の車両所見学となった今回の記事はいかがだったでしょうか
写真で語ろうと思っていましたが、やはりいつもの5000文字overでした…w
これはもう性なんでしょうか…w(
毎度毎度脱線にお付き合いいただいている読者の方々、今回もお疲れ様でした(
さて、次回の予定ですが…
新生活一か月を振り返る雑記かすぐに終わる予定のネタ車の撮影の記事
そのどちらかになりそうです。
次の更新は恐らく金曜~日曜でしょう。
(いつもの当てにならない宣言)
まあ、次回も楽しみにしていただけると幸いです。
では、以上